Solvionic社 電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)向けイオン液体

Solvionic社では、電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)の研究・開発で使用いただけるイオン液体を取り揃えています。

  • Solvionic社 イオン液体・電解液・金属塩 カタログダウンロードはこちら

電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)用共晶混合物

スーパーキャパシタ 使用温度

Solvionic 社の電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)用共晶混合物が、-50℃~100℃での容量性エネルギー貯蔵を可能にすることが実証されました1)
これら共晶混合物の広い安定な液相線温度範囲は-80℃~120℃で、様々なタイプの電極への応用が示されています2),3),4)
3.3 ~ 3.7 V の最大電圧範囲で、それぞれ 100℃ と 20 ℃でサイクルした場合でも、良好な容量を示しました。

メーカーコード 品名 純度 伝導率
(T=25℃, mS/cm)
水分
(Karl Fischer法, ppm)
密度
(25℃, g/cm3)
粘度
(T=25℃, mPa・s)
E027 PI13FSI:PYR14FSI (1:1 wt.%) 99.00% 5.16 ≤20 1.307 68.65
E076 PI13TFSI:PYR14TFSI (1:1 wt.%) 99.90% 2.297 ≤20 1.397 -
※製品の物性値は、文献等の参考値で実測値ではございません。

<参考文献>

  1. Lin, R. et al.: The Journal of Physical Chemistry Letters., 2, 2396 (2011).
  2. Tsai, W. et al.: Nano Energy., 2, 403 (2013).
  3. Huang, P. et al.: Electrochemistry Communications., 36, 53 (2013).
  4. Lecoeur, C. et al., Materials for Renewable and Sustainable Energy., 2, 13 (2013).

電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)用イオン液体製品

1-エチル-3-メチルイミダゾリウム系イオン液体は、Solvionic 社の製品の中で最も使用されている製品のひとつです。イオン液体としては比較的高いイオン伝導度があり熱安定性が良いため、一般的なスーパーキャパシタの電解質として適しています。
Solvionic 社では、様々なグレードの製品をご提供しています。

メーカーコード 品名 CAS RN® 純度 伝導率
(T=25℃, mS/cm)
水分
(Karl Fisher法, ppm)
融点 密度
(25℃, g/cm3)
粘度
(T=25℃, mPa.s)
電位窓(V)
IM0233A 1-Ethyl-3-methylimidazolium bis(fluorosulfonyl)imide 235789-75-0 99.9% ≤20 -13℃ 1.44 52.7 5.4
IM0208A 1-Ethyl-3-methylimidazolium bis(trifluoromethanesulfonyl)imide 174899-82-2 99.9% ≤20 -2℃
IM0208B 1-Ethyl-3-methylimidazolium bis(trifluoromethanesulfonyl)imide 174899-82-2 99.5% 9.4 ≤500 -2℃
PYR1333A N-Propyl-N-methylpyrrolidinium bis(fluorosulfonyl)imide 852620-97-4 99.9% ≤20 -9℃ 1.343 52.7 5.4
※製品の物性値は、文献等の参考値で実測値ではございません。
  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。