INFOGRAM リスクアセスメントモジュール
リスクアセスメントモジュールは株式会社INFOGRAMの化学物質安全管理支援システム「Chemical Design」のオプションツールの1つです。
労働安全衛⽣法の新たな化学物質規制の制度が導⼊され、リスクアセスメントをベースとした⾃律的な化学物質管理が求められる中、様々な課題を解決することが可能です。
「Chemical Design」とは
Chemical Designは、日々の化学物質管理を効率化した20年以上の実績のあるシステムです。
株式会社INFOGRAMにて培ったノウハウはそのまま継承しつつ、お客様や世の中の動向に耳を傾けながら、開発されました。本システムでは、簡便性やスピーディーさに加え、確実性や多彩な機能も搭載しており、化学物質管理のストレスを軽減いたします。
新たな化学物質規制に基づくリスクアセスメント
労働安全衛⽣法第57条〜第57条の3の対象となる化学物質として、国によるGHS分類に基づき、危険性・有害性が確認された全ての物質を規制対象(リスクアセスメント対象)に追加
労働者がリスクアセスメント対象物質にばく露される程度について、物質代替、作業環境改善等により最⼩限度にすること濃度基準値設定物質は、濃度基準値以下とする義務
新たな化学物質規制に基づくリスクアセスメント
①事業場内でリスクアセスメントを実施できるような体制を整え、
②拡⼤する対象物質へと対応するため、効率的にリスクアセスメントを実施し、
③ばく露程度を最⼩限度、又は、ばく露管理値以下とするためにリスクレベルが低いことを確実に担保する必要があります。
Chemical Designの新しいリスクアセスメントモジュールで解決できます。
Chemical Design リスクアセスメントモジュール 機能
①
数理モデルを活用したばく露の推定
厚生労働省が公開しているリスクアセスメント支援ツール「CREATE-SIMPLE」の設計基準を参考にリスクレベルを見積もる方法を採用しています。
②
リスク評価の精緻化
下記のことから、他の推定手法に比べても、より精緻にリスクアセスメントを実施することが出来ます。
- 有害性の程度としてばく露限界値を用いている
- 取扱量単位が細分化されている
- 含有率、換気、作業時間、保護具等の効果を考慮
③
経皮吸収によるリスクにも対応
吸収による健康リスクだけでなく、経皮吸収による健康有害性リスクも見積もることが可能です。
④
危険性リスクの見積りも可能
健康有害性のリスクだけでなく、危険性リスクも同時に見積もることが可能です。
⑤
リスク低減措置の検討を支援
低減対策後の見積りも行うことができるた為、対策前と対策後を比較し、どこを改善すればリスクが下がるか一目瞭然です。
⑥
物質情報の初期データ提供
現時点で約1,340物質を登録。
※研究系でよく使われる代表的な物質を登録しております。
お客様ご自身でも追加、修正が可能です。
リスクアセスメントモジュールのイメージ
リスクアセスメントを実施する物質や作業条件から有害性(吸入、経皮)リスク、危険性リスクを評価します。
リスクレベルが高い場合は、どこを改善すればよいか、改善した結果、リスクがどれほど下がるのかシミュレーションができます。実施結果は社内で共有でき、また実施レポートの出力も可能です。
作業方法や換気レベルの改善、呼吸用保護具の使用などを見直し、リスクがどれだけ低減できるかシミュレーションできます。
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
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