新田ゼラチン beMatrix® シリーズ
医療用素材として使用できる、品質・安全性の高い素材です。
全ての製品に対して、エンドトキシンの低減化処理を行っています。
応用できる分野
【beMatrix® ゼラチン】
立体臓器、肝細胞/iPS細胞、再生医療、ドラックデリバリー、バイオマテリアル、細胞輸送、 医薬品の安定化の研究用途、ティッシュエンジニアリング
【beMatrix® コラーゲン】
再生医療、アッセイ開発、バイオマテリアル、医療・診断デバイス、人工組織・臓器
beMatrix® ゼラチン
近年、細胞治療等の再生医療関連製品向けの原材料として、これまでよりも品質・安全性を高めた、より高グレードのゼラチンが求められ始めています。
新田ゼラチンではユーザー様からのご要望に応え、品質・安全性を高め、生体材料としても使用できる「beMatrix® ゼラチン」を開発いたしました。
「beMatrix® ゼラチン」はエンドトキシン低減化・ウイルス不活化処理済みの製品となっております。
用途に応じ、異なる物性の製品をお選びいただけます。
特長
- エンドトキシンレベル 10 EU/g以下
- ウイルス不活化工程実施済み
- 医薬品添加剤GMP対応
- USP/EP/JP 試験クリア
- FDAドラッグマスター・デバイスマスターファイル登録済み*1
beMatrix® ゼラチンLS-H
- アルカリ処理豚皮ゼラチン
- 高ゼリー強度:300 g
beMatrix® ゼラチン LS-250
- アルカリ処理豚皮ゼラチン
- 高ゼリー強度:250 g、γ線照射済み
日本薬局方対応品あり
beMatrix® ゼラチン HG
- アルカリ処理豚皮ゼラチンの加水分解物
- 非ゲル化グレード、γ線照射済み
- 安全性試験結果
日本薬局方対応品あり
豚皮アルカリ処理ゼラチン、低ゼリー強度品につきましてはお問い合わせください。
beMatrix® コラーゲン
再生医療向けコラーゲン製品として、beMatrix® コラーゲンを販売しております。beMatrix® コラーゲンは、エンドトキシンを管理した製品になります。beMatrix® コラーゲンATについては、2014年に実施された世界初のiPS細胞由来組織移植において、網膜上皮細胞シートの作製工程にて使用された実績がございます。
beMatrix® コラーゲンAT
- 豚腱由来酸抽出コラーゲン液
- エンドトキシンレベル 0.5 EU/mL以下
- 濃度:3 mg/ml[pH 3]
beMatrix® コラーゲンTE
- 豚皮由来のペプシン可溶化コラーゲン液
- エンドトキシンレベル 0.5 EU/mL以下
- 濃度:5 mg/ml[pH 3]
beMatrix® コラーゲンFD
- 豚皮由来のペプシン可溶化コラーゲンの凍結乾燥品
- 高濃度コラーゲン溶液が調製可能
- エンドトキシンレベル 100 EU/g以下
- サイズ:約140×100×10 mm
- 用途
- スキャフォールド
- 細胞培養/移植
- エレクトロスピニングなど
応用例
潰瘍性大腸炎患者への移植治療に用いられたミニ臓器の培養
潰瘍(かいよう)性大腸炎患者の大腸から健全な組織を少量採取し、ビーマトリックス® コラーゲンAT を含む培養液内で自家腸上皮オルガ ノイド(ミニ臓器)を形成させ、増やした後に、潰瘍性大腸炎患者の潰瘍部へ移植することに成功いたしました。
製品一覧
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beMatrix® ゼラチン
beMatrix® コラーゲン
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
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