スフェロイド作製、幹細胞の分化・誘導、三次元モデルによる薬効試験・創薬スクリーニングに

PrimeSurface® シリーズ

PrimeSurface®は超親⽔処理により、細胞の接着が抑えられます。幹細胞の分化・誘導、三次元モデルによる薬効試験・創薬スクリーニングに最適です。
96ウェルプレート(V底、U底、U底⽩⾊、紡錘底)、96スリットウェルプレート(紡錘底)、384ウェルプレート(U底、U底白色)、24ウェル平底プレート、シャーレ(35 mm,60 mm,90 mm)を取り揃えております。

特長

■簡単に細胞凝集塊(スフェロイド)を形成
96ウェルプレートに細胞を播種、静置培養するだけで簡単に細胞の凝集塊が得られます。

■凝集塊の⼤きさが均⼀
培養⾯への細胞接着を抑制しているため、凝集塊の形成率も⾼く細胞形態ムラなく均⼀に培養できます。

■分化の研究に最適
ES細胞から胚葉体(EB体)を形成し、そのまま分化誘導試薬を添加する事ができます。

■表⾯処理剤の溶出がありません
基材表⾯と化学的に結合した表⾯処理のため、処理剤の溶出がありません。

■細胞への刺激が少ない
培養表⾯からの刺激が少ないので外部因⼦に敏感な分化研究、刺激応答研究などに適しています。

用途

・ES細胞分化研究
・マクロファージや樹状細胞の刺激応答研究
・上皮系細胞の三次元培養 (機能維持・細胞形態観察)
・細胞間相互作用の研究
・神経幹細胞分化研究

スフェロイド形成の原理とプレートのウェル形状

スフェロイドを用いた薬剤スクリーニング

 

  • 【 蛍光顕微鏡観察 】

  • 【 抗がん剤の薬効測定 】

マウスES細胞 凝集塊(胚葉体)形成過程

《培養器》PrimeSurface® MS-9096M
《使用細胞》mES細胞 129SV
《播種密度》1,500 cells/well
《使用培地》DMEM+4.5 mg/mL Glc.+15%(v/v)非働化FCS+1%(v/v)NEAA+L-Glutamine(2 mM)+β-Mercaptethanol(110 μM/mL)+1%(v/v)Pen.-Strep.
《培養条件》5% CO2、37℃

ウェルの形状によるスフェロイド形成状態の相違

データご提供 : 近畿大学医学部ゲノム生物学教室 西尾 研究室

各種シャーレによる細胞接着性の比較

使用実績

がん幹細胞を含む多くのがん研究に関する論文での使用実績が豊富です。
https://www.sumibe.co.jp/product/s-bio/management/primesurface-96u/

製品一覧

  • 項目をすべて開く
  • 項目をすべて閉じる

PrimeSurface® 96ウェルプレート

PrimeSurface® 96スリットウェルプレート

PrimeSurface®384ウェルプレート

PrimeSurface® 24ウェル平底プレート

PrimeSurface®シャーレ

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。