大腸菌群・大腸菌検査用培地

大腸菌群・大腸菌検査用培地 アクアテストシリーズ

本シリーズは、特定酵素基質法培地に追加されたピルビン酸添加X-GAL-MUG培地で、大腸菌群・大腸菌の検査用培地です。
検査は検水を加えて24時間培養するだけ、青く変色すれば大腸菌群陽性・ブラックライト照射により蛍光を呈すれば大腸菌陽性と容易に判定できます。

本シリーズは製造元:株式会社エルメックス、総販売元:富士フイルム和光純薬株式会社です。

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省スペースなATBシリーズ

樹脂製バッグに粉末培地が密封されています。バックを開封し、検水を加えるだけで検査が開始できます。

オーソドックスなATⅡシリーズ

樹脂製ボトルタイプで、透明度が高く、発色・発光を明瞭に観察できます。

  • 左:10mLタイプ
    右:100mLタイプ
  • 陰性
  • 大腸菌群陽性
  • 大腸菌陽性

使用方法

ラベルに検体情報を記入

検水を加え、35~37℃で24時間培養

液色を目視で確認
青く変色していれば大腸菌群陽性

紫外線を照射(366nm)
蛍光を視認できれば大腸菌陽性

培地組成

ペプトン 5.0 g
塩化ナトリウム 5.0 g
硝酸カリウム 1.0 g
ピルビン酸ナトリウム 1.0 g
ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 g
リン酸水素二カリウム 4.0 g
リン酸二水素カリウム 1.0 g
X-GAL 0.1 g
MUG 0.1 g
IPTG 0.1 g

培地組成は、上水試験法の糞便性指標である大腸菌群及び大腸菌の試験方法として収載されている特定酵素基質培地法に基づくものです。

コンパレータ

検体と比較するためのコンパレータ(比色管)です。検体の方が青みが薄ければ陰性と判断できます。

左:コンパレータ 右:培養後の検体 (結果は陰性)

関連製品

大腸菌を検出するためには、366nmを発光する紫外線ランプが必要です。LEDブラックライトBL-D16Aは、蛍光基質の観察に幅広く使用される、携帯式のランプです。

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ATBシリーズ

AT2シリーズ

コンパレータ

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LEDブラックライト

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