これからはじめる細胞内代謝測定

同仁化学 グルタミン・グルタミン酸測定キット

Glutamine Assay Kit-WST

グルタミンは、TCA サイクルの中間体であるα- ケトグルタル酸の供給源です。特にがん細胞では、α- ケトグルタル酸を供給する経路である「グルタミノリシス」が亢進しており、グルタミノリシスは活性酸素種の消去や、酸化型グルタチオンの還元に寄与していることが報告されています。細胞培養液中あるいは細胞内のグルタミンを 5 µmol/L から測定することができます。

Glutamate Assay Kit-WST

グルタミン酸は、タンパク質やグルタチオンの生合成への利用だけでなく、神経伝達物質としても重要な働きをしており、過剰なグルタミン酸は、アルツハイマー病などの神経変性疾患の要因と考えられています。細胞培養液中あるいは細胞内のグルタミン酸を 5 µmol/L から測定することができます。

はじめてでも簡単な操作

はじめて代謝を評価される方々のご要望にお応えし、測定に必要な試薬やコンポーネントを同梱することでより使いやすい操作性を実現しました。


※1 グルコース、乳酸:細胞をサンプルとしても使用可能です。詳しくは同仁化学研究ホームページをご参照ください。
※2 インキュベーション時間:グルタミン、グルタミン酸、グルコース、乳酸:30 分、NAD(P)/NAD(P)H 60 分

1キットあたり測定可能なサンプル数(n=3 で標準サンプル 8 点作成した場合)
  • グルタミン:12 サンプル
  • グルタミン酸:24 サンプル
  • NAD(P)/NAD(P)H:12 サンプル

グルタミンおよびグルタミン酸の測定例

A549 細胞を 6 穴プレートに播種し、培養時間に伴う細胞培養上清中のグルタミン濃度を Glutamine Assay Kit-WST を用いて測定し、グルタミン酸濃度の変化を Glutamate Assay Kit-WST を用いて測定した。

その結果、培地中のグルタミン濃度は時間と共に減少し、グルタミン酸濃度は時間と共に増加する結果が得らた。

グルタミン酸の測定例

エラスチン処理により、シスチン / グルタミン酸トランスポーター (xCT) を阻害すると、鉄依存性の細胞死であるフェロトーシスが誘導されることが知られている。エラスチン処理した A549 細胞において、グルタミン酸放出量および細胞内グルタチオン量を確認したところ、エラスチン処理した細胞はグルタミン酸放出量が減少し、シスチンの取り込みが阻害されたことにより、グルタチオン量が減少する結果が得られた。

フェロトーシス研究において、脂質過酸化を蛍光イメージングで検出する試薬「Liperfluo」を使用した論文報告が増えています。詳細は同仁化学研究所ホームページよりご覧いただけます。

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生化学検査用キット Lab Assay™シリーズ

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。