ミトコンドリアの膜電位を蛍光でみる

同仁化学 ミトコンドリア膜電位検出キット

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ミトコンドリアは、ATP 等のエネルギー産生の場であり、その活性の変化や機能障害はがんや老化、神経変性疾患などと密接に関連しています。

そのため、ミトコンドリアの状態を理解することが重要であり、その指標としてエネルギー産生に伴い生じる膜電位差が評価されています。

同仁化学では、異なる特徴をもった2 種類のミトコンドリア膜電位検出キットをラインアップしています。

製品ラインアップ

特徴の異なる 2 つのミトコンドリア膜電位検出キット

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JC-1 ミトコンドリア膜電位検出キット  JC-1 MitoMP Detection Kit

はじめての方が JC-1 を選ぶ理由
  • 膜電位が色の変化で一目瞭然
     ミトコンドリア膜電位が正常な状態では赤色、膜電位が低下すると緑色の蛍光を発します。
  • 豊富な論文実績があるから安心
     30 年前の論文発表以来、現在も論文数は増え続けています。
  • 様々な装置に対応
     蛍光顕微鏡、FCM、プレートリーダーの各種装置に対応しており幅広い実験にお使いいただけます。

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MT-1 ミトコンドリア膜電位検出キット MT-1 MitoMP Detection Kit

従来試薬の3 つの課題を解決 お客様の声にお応えして、従来試薬の課題を解決しています
① 固定化後も観察できる
・FCM 測定までに、一時間以上かかる。 固定化してストップさせたい。
② モニタリングできる ・ミトコンドリア膜電位でアポトーシス変化を経時的に見たい。
③ 高感度検出できる ・JC-1 では僅かな膜電位の変化が見れない。

各試薬との比較

JC-1 MitoMP Detection Kitはミトコンドリア膜電位を色の変化で検出し、論文実績も豊富な製品です。TMRE もミトコンドリア膜電位を観察する際に広く使用されていますが、PFA 固定に対応できない、光退色がおこるという課題がありました。 MT-1 MitoMP Detection Kit は、これらの課題を克服したミ トコンドリア膜電位検出キットです。

実績 固定化 感度 モニタリング 装置の対応 検出
JC-1 MitoMP Detection Kit 緑 Ex :450-490 nm Em:500-550 nm
赤 Ex :530-560 nm Em:570-640 nm
MT-1 MitoMP Detection Kit 赤 Ex :530-560 nm Em:570-640 nm
TMRE 赤 Ex :530-560 nm Em:570-640 nm

JC-1 ミトコンドリア膜電位検出キット  JC-1 MitoMP Detection Kit

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ミトコンドリア膜電位と検出原理

ミトコンドリアは、ATP 等のエネルギー産生の場であり、その活性の変化や機能障害はがんや老化、神経変性疾患などと密接に関連しています。そのためミトコンドリアの状態を理解することが重要であり、その指標としてエネルギー産生に伴い生じる膜電位差が評価されています。

ミトコンドリアが正常で膜電位差が保たれた状態では、JC-1 が凝集し赤色の蛍光を発し、膜電位が低下すると、JC-1 が単量体として存在し緑色の蛍光を発します。この赤色と緑色の蛍光強度の変化をミトコンドリアの状態として評価することができます。

初めてでも使いやすい

  • 従来の課題を解決
    難溶性のJC-1色素を容易に溶解することが
    できます。

  • 様々な装置に対応
    検出装置毎に実験例を準備しています。

  • 解析時のバッファーを同梱
    細胞の状態をより長く維持するため、
    HEPES含有のバッファーを同梱しています。

代謝測定との併用例

エネルギー産生の場として重要な役割を果たしているミトコンドリアですが、下記実験ではミトコンドリアの機能阻害剤であるAntimycin (50 nmol/L) をJurkat 細胞に添加し、ミトコンドリア膜電位と解糖系の変化を確認しました。

MT-1 ミトコンドリア膜電位検出キット  MT-1 MitoMP Detection Kit

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ミトコンドリア膜電位と検出原理

ミトコンドリア膜電位を観察する際、JC-1 やTMRE、TMRM が使用されていますが、PFA 固定不可、光退色など試薬特性により、データの再現性に課題がありました。MT-1 MitoMP Detection Kit は、これらの課題を克服したミトコンドリア膜電位検出キットです。

さらに、本キットに含まれる Imaging Buffer により、蛍光バックグラウンドと細胞へのダメージを抑えた状態で観察することができます。

①固定化後も観察できる

  • 僅かな細胞状態の変化によりミトコンドリア膜電位は変動するため、データの再現性取得には細心の注意が必要でした。
    汎用のミトコンドリア膜電位検出試薬(JC-1、TMRE)は、細胞を固定化処理すると蛍光が失われるため、生細胞を用いた迅速な測定が必要でした。
    MT-1は、染色後のPFA固定化操作を行っても蛍光が保持されるため、再現性の高い実験を行う事が可能です。

    検出条件
    Ex:530-560 nm, Em:570-640 nm
    スケールバー:100 μm

  • ②モニタリングできる

    薬剤刺激を行っていないコントロール細胞を各試薬で染色し、蛍光強度の変化を確認しました。結果、JC-1やTMREは染色から約10分程で蛍光強度が低下し、MT-1は一定に蛍光強度を保ちました。染色後の変化を観察した動画を製品HP中に掲載しています。

  • ③高感度検出できる

    わずかなミトコンドリア膜電位の変化は、JC-1では検出困難なケースがあり、その際にTMREが用いられてきました。MT-1はTMREと同等の検出感度を実現しています。

  •    検出条件 Ex:530-560 nm, Em:570-640nm
  •    検出条件 Ex:530-560 nm, Em:570-640nm

製品一覧

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ミトコンドリア膜電位検出キット

関連製品一覧

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ミトコンドリア蛍光染色試薬

代謝測定キット

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。