イオン液体前駆体

イオン液体の合成法の一つにアニオン交換法があります。目的とするカチオンのハロゲン塩と目的とするアニオン塩類と反応させることでイオン液体の合成が可能です。カチオンとアニオンの構造や組合せにより自由に分子を設計することができ、用いる用途によって様々な物性 (融点、粘度、電気伝導率など) を付与することが可能です。ここでは、主にパーフルオロアルキル基を有するアニオン塩を紹介します。

物性値

  • Li塩
    分子式 CAS RN® 分子量 融点(文献値)
    LiPF6 21324-40-3 151.91 200℃
    Li(FSO2)2N
    (通称:LiFSI)
    171611-11-3 187.07 140℃
    Li(CF3SO2)(FSO2)N
    (通称:LiFTFSI)
    192998-62-2 237.08 100℃
    Li(CF3SO2)2N
    (通称:LiTFSI)
    90076-65-6 287.09 234-238℃
    Li(CF3SO2)3C 132404-42-3 418.16 -
    Na塩
    分子式 CAS RN® 分子量 融点(文献値)
    CF3SO3Na 2926-30-9 172.06 253-255℃
    CH3COONa 127-09-3 82.03 324℃
    CF3COONa 2923-18-4 136.01 207℃
    NaPF6 21324-39-0 167.95 -
    NaClO4 7601-89-0 122.44 482℃
    NaBF4 13755-29-8 109.79 384℃
    NaSCN 540-72-7 81.07 -
    Na(FSO2)2N
    (通称:NaFSI)
    100669-96-3 203.12 112℃
    Na(CF3SO2)(FSO2)N
    (通称:NaFTFSI)
    1233836-95-7 253.13 -
  • K塩
    分子式 CAS RN® 分子量 融点(文献値)
    K(FSO2)2N
    (通称:KFSI)
    14984-76-0 219.23 101℃
    K(CF3SO2)(FSO2)N
    (通称:KFTFSI)
    860653-59-4 269.24 101℃
    K(CF3SO2)2N
    (通称名:KTFSI)
    90076-67-8 319.24 200℃
    K(C4F9SO2)2N 129135-87-1 619.29 340-341℃
    KCF2(CF2SO2)2N 588668-97-7 331.26 388-389℃
    KC4F9SO3 29420-49-3 338.19 >300℃
    KCH3COO 127-08-2 98.14 292℃
    KPF6 17084-13-8 184.06 575℃(分解)
    KHSO4 7646-93-7 136.17 214℃
    KClO4 7778-74-7 138.55 610℃(分解)
    KBF4 14075-53-7 125.90 530℃(分解)
    KSCN 333-20-0 97.18 173℃
    K(CF3SO2)3C 114395-69-6 450.32 225-232℃

製品一覧

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Li塩

Na塩

K塩

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