電池研究用イオン液体

イオン液体は、難揮発性、難燃性、耐熱性を示し、有機溶媒よりも安全性に優れていることから、難燃性材料として注目されています。特に、電池の発火・破裂防止等の安全性向上の観点からリチウムイオン二次電池の電解質や電解液として広く研究開発が進められており、二次電池材料として実用化が期待されます。

当社では、電池研究に適したオリジナルイオン液体WILシリーズを開発しました。既存のイオン液体と比較して、広い電位窓を有することが特長です。

特長

  • 揮発性:蒸気圧が非常に小さく、揮発しにくい
  • 熱安定性:熱的に非常に安定
  • 性状:低融点あるいは結晶化しにくく、広い温度域で液状
  • 電気伝導度:高い電気伝導度を示す
  • 電位窓:電気化学的に非常に安定

物性値

電位窓は、電解質溶液中で実質的に電流が流れない電解領域、つまり、酸化還元反応が電極上で起こらない領域とされ、電気化学的特性の指標として利用されます。当社オリジナル製品のWILシリーズは、既存のイオン液体と比較して広い電位窓を有することが特長です。

 

 

コードNo. 品名(略称) 粘度(mPa・s, 25℃) 電気伝導度(mS/cm, 25℃) 融点(℃) 電位窓
範囲 (V) 広さ (V)
052-08561 WIL-27 312 1.2 -83 -2.51 ~ +3.20 (Fc) 5.71
058-08563
056-08581 WIL-10 210 1.0 -68 -2.22 ~ +2.88 (Fc) 5.10
052-08583

製品一覧

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