精子凍結保存液

精子調製用試薬

カタログ番号90170

精子凍結保存液

Arctic Sperm Cryopreservation Medium 5mL×12本

Mouse Embryo Test 済み
ヒト由来成分含
抗生物質含
510(k) 取得済み

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製品カタログ

解凍後の精子のパフォーマンスを向上させる、組成最適化された精子凍結培地(HSA 含、卵黄不含）
精液：本試薬を3:1 で混和し、緩慢凍結させる

- 使用目的
  
  精子の凍結保存。
- 組成
  
  Amino Acids Glycine, Hypotaurine, Alanylglutamine
  Vitamins and trace elements Ascorbic Acid Protein,
  Horomones, andGrowth Factors Human Serum Albumin Cryoprotectants Sucrose Glycerol
- 品質確認試験
  
  ロットごとに、pH、Osmolality、Endotoxin、Sperm Cryosurvival Assay、無菌性及びアルブミンについて試験される。
- 使用方法
  
  1.2～3日間の禁欲後、用手法で採精する。
  
  2.Arctic Sperm Cryopreservation Mediumを室温または37℃に加温する。抗生物質の添加が必要であれば、この時点で行う。
  
  3.精液検体を15－30分間、37℃に維持して液化させ、精子の液量を測定する。必要に応じて、ISolateによる精子調製を行う。
  
  4.検体を15mlの滅菌済みコニカルチューブに入れ、検体量の1/3のArctic Sperm Cryopreservation Mediumを1滴ずつ滴下して加える。（特に1mlまでの少量の検体に対しては、浸透圧ショックを避けるため、1mlピペットを用いて微小ドロップとして滴下することを推奨する）。
  
  5.精液と本培地の混合液を精子凍結保存容器に移す。凍結時の容量膨張を勘案して入れすぎに注意する。
  
  6.室温から-80℃まで冷却 (a)水を入れたビーカーに凍結保存容器を入れ、冷蔵庫（2-5℃）で90分間冷却 (b)上記容器を取り出し、液体窒素気相中（液面近く）に30分間保持 (c)液体窒素中に投入、保存する
  
  7.融解：液体窒素容器中から取り出し、空気中に5分間置く (a)容器を37℃の水浴中に10分間入れて融解 (b)ピペット操作で検体をゆっくり混合 (c)各ラボの精子調整操作を行う
- 保存温度
  
  2－8℃
- 有効期間
  
  製造後18 ヶ月（未開封）
  開封後1 週間
- 使用上の注意
  
  異物の混在や溶液に濁りがみられた場合には使用しないこと。
  無菌操作を行うこと。
  注射用に使用しないこと。
  ヒト由来成分が含まれており感染の可能性が完全に否定されたものではないので感染防止の処置をとること。
- 参照文献
  
  Sajal Gupta, Ashok Agarwal, Rakesh Sharma, Mohit Rana, Manesh
  Kumar Panner Selvam, Ralf Henkel
  NOVEL MEDIUM PRESERVES SPERM VITALITY AND
  CONFERS PROTECTION FROM OXIDATIVE
  STRESS INDUCED INJURY COMPARED WITH
  ESTABLISHED MEDIA FOR ALL SUBJECTS AND HAS
  COMPARABLE CRYOPROTECTION CAPACITY