イムノスター (TM) 試薬
ImmunoStar (TM) Reagents
- ブロッティング用
-
for Blotting
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
ドキュメント
概要・使用例
概要 | ドットブロティングやウエスタンブロッティングなどイムノブロッティングでは、通常、標識酵素による発色反応が用いられています。しかし、ますます微量化する試料に対し、濃縮や精製といった煩雑な操作を行うことなく、目的のタンパク質を容易に検出できる高感度検出法が求められるようになりました。 本イムノスター試薬は、独自のエンハンサーを用いたルミノール-ペルオキシダーゼ検出システムに基づいています。ストレプトアビジン-ビオチン-ペルオキシダーゼ複合体(ABC)との組み合わせに限らず、様々な手法に対応できるようシンプルな構成になっています。 本品は、超高感度イムノブロッティング検出システム「ImmunoStar Kit」に含まれる発光用試薬のみで構成したもので、従来のABC法に限らず、様々な手法に対応できるようシンプルな構成となっている。 WAKO BIO WINDOW No.16,p2(1999)、 No.18,p16(1999)。和光純薬時報 Vol.67 No.1 p.31(1999)。 |
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特長 | 1.化学発光法を用いているため、発色法に比べ数十倍から数百倍の感度が得られます。2.発光は数時間持続しますので、長時間の露出により更に微量のタンパク質を検出することができます。3.発光試薬の自己発光が低く抑えられていますので、S/N比が非常に高く、低バックグランドの結果が得られます。4.発光試薬のみの構成となっておりますので、様々な実験系に対応できます。5.発光検出後、発色法、UV法での検出も可能です。 |
構成 | 構成 1,000cm2用 発光溶液A 70ml、発光溶液B 70ml、発光溶液C 30ml、 5,000cm2用 発光溶液A 330ml、発光溶液B 330ml、発光溶液C 120ml |
用途 | ブロッティング用。 |
使用方法 | 試薬の調製 用時調製。発光溶液A,B,Cを3:3:1の割合で混合する。メンブラン100cm2を染色する場合には、発光溶液A6mlに発光溶液B6ml、発光溶液C2mlを加えます。 プロトコール メンブラン100cm2を染色する場合……・電気泳動、転写、ブロッキング、一次抗体反応、二次抗体反応後、調製した発光溶液14ml中にメンブランを1分間浸します。メンブランをラップに挟み、空気を抜き、暗室にてX線フィルムに露出させます。通常、30秒から1時間程度経過してから露出処理します。 |
使用例 | WAKO BIO WINDOW No.18,p15(1999)。 |
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
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