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カブトガニ血球抽出物ES-Ⅱ, 凍結乾燥品 0.015 Limulus Amebocyte Lysate ES-Ⅱ(LAL ES-Ⅱ), lyophilized 0.015

エンドトキシン検出用
for Endotoxin Detection
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
適用法令 :
優先評価物質
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
292-51213
JAN
4987481359888
2mL用×5
希望納入価格
62,300 円

20以上

販売元
290-51214
JAN
4548995061430
5.2mL用
希望納入価格
30,400 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
検査成績書
校正証明書

概要・使用例

概要 カブトガニ血球抽出物(LAL)凍結乾燥品です。エンドトキシン試験に用いられる。
〈微生物細胞壁成分測定試薬・装置〉〈リムルステスト試薬〉
エンドトキシン(内毒素)は、グラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖(LPS)であり、代表的な発熱性物質(パイロジェン)です。エンドトキシンにより汚染された血液、輸液、注射薬が体内に入りますと発熱やショックなどの重篤な副作用をひき起こすため、これらの医薬品のエンドトキシンによる汚染はきびしく管理する必要があります。
 1956年、F. B. Bangが、グラム陰性菌によるカブトガニ体液の凝固を報告し、さらに、1964年、J. LevinとF. B. Bangが、Limulus Amebocyte Lysate(LAL)の凝固がエンドトキシンによってひき起こされることを発見して以来、LALを用いたエンドトキシン検出法は、鋭敏で簡便な方法として広く用いられるようになってきました。リムルステストとして知られるこの方法は、1980年、米国薬局方に収載され、1988年には、日本薬局方にも収載されました。
 当社では、ゲル化転倒法、比濁法に対応した日本薬局方に適合する”Jシリーズ”と、米国FDAの認可を受けた”Fシリーズ”また、エンドトキシン特異的”ESシリーズ”のリムルステスト試薬に加え、比色法対応のリムルステスト試薬をラインナップしています。
〈比濁時間分析法、ゲル化転倒法用試薬〉〈リムルスESテストワコーシリーズ〉
 垣沼らは、LALがβ-1,3-グルカンにも反応することを報告し、さらに岩永らは、LAL中にはエンドトキシン以外にβ-1,3-グルカンで活性化が起こる系があることを明らかにしました。また、セルロース系の膜よりLALに反応する物質が溶出することも報告され、LALのエンドトキシンに対する特異性が問題となっています。
リムルスESテストワコーシリーズは、エンドトキシンに特異的なキットであり、検体中のβ-1,3-グルカンの影響を受けずに高感度なエンドトキシンの検出が行えます。ゲル化転倒法だけでなく、トキシノメーターでの測定に用いることもできますので、さらに感度よくエンドトキシンの定量が行えます。
〈LAL ES-2試薬〉
カブトガニ血球抽出物(LAL)凍結乾燥品です。
測定原理
エンドトキシンによるLALのゲル化機構は、図のように、LAL中に含まれるセリンプロテアーゼが順次活性化され、最後に凝固性タンパク(コアギュローゲン)が水解されてコアギュリンとなり、不溶性のゲルを形成すると言うものです。
ゲル化転倒法では、LALと検体を混合し、37℃、1時間反応後、180°転倒し、ゲル形成の有無を観察することにより判定を行います。
トキシノメーターでは、ゲル化に伴って生じる濁度を透過光量の変化としてとらえ、透過光量比が前もって設定したしきい値に達するまでの時間をゲル化時間(Tg)とし、Tgを比較することによってエンドトキシン濃度を算出します。
和光純薬時報 Vol.62 No.4 p.11(1994)。
特長 検出感度 : 0.015~0.06 EU/ml (日本薬局方で定められたエンドトキシン標準品で検定)
用途 エンドトキシン定量用。

物性情報

活性 ゲル化感度(力価) : 0.015EU/mL
溶解性 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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