ホルムアルデヒド-テストワコー
Formaldehyde-Test wako
- ホルムアルデヒド測定用
-
for Formaldehyde Analysis
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 室温
- 適用法令 :
- 特化則第3類 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 劇-II
- GHS :
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- ドキュメント :
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
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比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫 / 納期目安
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ドキュメント
- 安全データシート (SDS)
- 製品規格書 (SPECIFICATION)
- 添付文書
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- スペクトルデータ
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製品概要
はじめに
衣料品や合板家具、食器類など生活用品の中には微量のホルムアルデヒドを発生または溶出するものがあります。ホルムアルデヒドの測定には従来、アセチルアセトン法やクロモトロープ酸法、フロログルシノール法などが用いられていましたが、夾雑物の妨害や、呈色の安定性に課題がありました。
ホルムアルデヒド-テストワコーは、ホルムアルデヒドと特異的に反応し、かつ夾雑物の影響を受けにくい呈色試薬である
4-Amino-3-hydrazino-5-mercapto-1,2,4-triazoleとその他の必要な試薬を溶液としたキットで、微量のホルムアルデヒドを迅速かつ簡便に測定できます。
測定の原理

4-Amino-3-hydrazino-5-mercapto-1,2,4-triazole [l] はアルカリ性条件下で、ホルムアルデヒドと縮合し、 中間体[ll] を生成します。中間体[ll] は酸化を受け、550 nmに極大吸収をもつ赤紫色の6-Mercapto-S-triazolo[4,3-b]-S-tetrazine [lll] を生成します。反応液の吸光度を550 nmで測定することによってホルムアルデヒドの量を知ることができます。
特長
- 試液を加える簡単な操作により、約30分でホルムアルデヒド量が測定できます。
- 微量 (0.1 ppm以上) のホルムアルデヒドを測定できます (アセチルアセトン法に比べ約3倍の感度)。
- 本キットはホルムアルデヒドに特異的に反応するため、ケトン類、エステル類、アルコール類、窒素化合物類が1,000 ppm程度共存していても、測定にほとんど影響しません。
- 呈色液は安定なため、発色後2時間以内は吸光度に大きな変化はありません。
- 日差変動が少なく、再現性の高い測定値が得られます。
測定方法
キット内容
| 項目 | 内容 | 容量 | 数量 |
|---|---|---|---|
| アルカリ試液 | 5 mol/L 水酸化カリウム液 | 200 mL | 1瓶 |
| 発色試液 | 4-Amino-3-hydrazino-5-mercapto-1,2,4-triazole液 | 200 mL | 1瓶 |
| 酸化試液 | 過よう素酸カリウム液 | 200 mL | 1瓶 |
使用器具
- 試験管
- メスピペット 2.0 mL
- 分光光度計、または530~550 nmのフィルターをもつ光電比色計
ホルムアルデヒド測定試料溶液の調製法
- (A) 合板家具
- 「JIS A 1460 建築用ボード類のホルムアルデヒド放散量の試験方法−デシケーター法」を参考とする。
- 試験片の作製
各試料合板から150 mm × 50 mmの試験片を作成する。試験片の枚数は、木口面および表裏面の合計面積が、1800 cm2に最も近い相当枚数とする。これを2組作製する。試験片の切出しについてはJIS A 1902-1の箇条4 (サンプルの採取、包装および保管) および箇条5 (試験片の作製) を参照する。 - 水にホルムアルデヒドを吸収させる
内径240 mmのデシケーター (JIS R 3503 化学分析用ガラス器具) の底部に300 mLの水を入れた結晶皿 (外径120 mm、深さ60 mm) をおき、この上に試験片を設置し、24時間放置して水にホルムアルデヒドを吸収させ、検液とする。以下、測定操作法に従う。
- (B) 衣料品
- 「JIS L 1041 樹脂加工織物及び編物の試験方法」を参考とする。
A法 (乳幼児用)
出生後24か月以内の乳幼児用繊維製品に適用する。試料を細かく切って、その2.50 gを採取、容量200 mLの 共栓付フラスコに入れ、正確に量った水100 mLを加えて密栓し振り混ぜて試料に水を浸透させる。これを40℃の水浴中でときどき振り混ぜながら1時間抽出し、ガラスろ過器 ((JIS R 3503 ろ過板 (細孔記号2))) で温かい間にろ過して得た抽出液を検液とする。以下、測定操作法に従う。
B法 (一般用)
乳幼児用以外の繊維製品 (下着、寝衣、手袋、靴下等) に適用する。試料を細かく切って、その約1 gを採取し、 その質量を小数点以下2桁まで正確に量る。これを容量200 mLの共栓付フラスコに入れ、正確に量った水100 mLを加えて密栓し、振り混ぜて試料に水を浸透させる。これを40℃の水浴中でときどき振り混ぜながら1時間抽出し、ガラスろ過器 (JIS R 3503 ろ過板 (細孔記号2))で温かい間にろ過して得た抽出液を検液とする。以下、測定操作法に従う。
- (C) 食器等 (合成樹脂製)
- 食品、添加物等の規格基準「第3 器具又は容器包装一般の試験法」溶出試験 ((1) ガラス製、陶磁器製又はホウロウ引きの器具又は容器包装、2.液体を満たすことのできない 試料若しくは液体を満たしたときにその深さが2.5 cm未満である試料又はホウロウ引きのものであって容量が3 L以上の試料) を参考とする。
試料を洗浄後、試料の表面積1 cm2につき2 mLの割合の水を60℃に加温して用い、60℃に保ちながら30分間放置し、試験溶液を調製する。
測定手順
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(1) 検液、標準液および蒸留水 (ブランク) を、それぞれ別の試験管に2 mLずつ採取する。 |
(2) 各試験管にアルカリ試液を2 mL加える。 |
(3) 各試験管に発色試液を2 mL加え、振り混ぜる。 |
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(4) 20~35℃で15分間放置する。 |
(5) 各試験管に酸化試液を2 mL加える。 |
(6) 各試験管を発泡が止まるまで振り混ぜる。(約15秒間) |
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(7) ブランクを対照として検液および標準液の吸光度を測定し、標準液を基に作製した検量線からホルムアルデヒド濃度を求める。 |
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標準液の調製法は下記を参照してください。
ホルムアルデヒド標準液
| コード No. | 品名 | 規格 | 容量 |
|---|---|---|---|
| 066-06561 | ホルムアルデヒド標準液 (メタノール溶液) | JCSS | 2 mL×5 A |
標準液の調製
(例)
| 標準液 | 調製法概要 |
|---|---|
| 1 ppm | 希釈原液1 mL + 水 (→1,000 mL) |
| 2 ppm | 希釈原液1 mL + 水 (→ 500 mL) |
- 1 ppm標準液の調製
メスピペットで希釈原液の1 mLを正しく1,000 mLのメスフラスコにとり、蒸留水で標線まで希釈する。振り混ぜたのち測定に用いる。 - 2 ppm標準液の調製
メスピペットで希釈原液の1 mLを正しく500 mLのメスフラスコにとり、蒸留水で標線まで希釈する。振り混ぜたのち測定に用いる。
検量線の作成方法
各標準液を用いて上記の測定操作法にしたがって発色させ、各々の吸光度 (Abs) を読み取る。この吸光度 (Abs) を縦軸に、ホルムアルデヒド標準液の濃度を横軸にプロットし、検量線を作成する。

測定上の注意
- 発色試液添加後は、放置温度 (20~35℃) を守ってください。
- 各試液は使用後速やかに密栓し、長時間開放しないでください。
- ホルムアルデヒド以外のアルデヒド類共存下では、低濃度 (5 ppmまで) の影響はありませんが、高濃度では呈色します。
- 試液はアルカリ性のため、皮膚に付着した場合は直ちによく水で洗い流してください。
参考情報
1.共存物質の影響
(1-1) ホルムアルデヒド以外のアルデヒド※
| アルデヒド名 | 濃度 (ppm) | 吸光度 (Abs) λ=550 nm | 色調 |
|---|---|---|---|
| ホルムアルデヒド | 5 | 1.40 | 濃赤紫色 |
| アセトアルデヒド プロピオンアルデヒド n-ブチルアルデヒド アクロレイン クロトンアルデヒド グリオキサール ベンズアルデヒド |
5 5 5 5 5 100 100 |
0.03 0.02 0.02 0.02 0.02 0.02 0.02 |
微黄色 微黄色 微黄色 微黄色 微黄色 微黄色 微黄色 |
(1-2) アルデヒド類以外の共存物質※
| ケトン類 | エステル類 | アルコール類 | 窒素化合物 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| アセトン メチルエチルケトン メチルイソブチルケトン アセチルアセトン シクロヘキサノン |
ぎ酸メチル 酢酸n-ブチル トリアセチン メタクリル酸メチル フタル酸メチル |
メチルアルコール エチルアルコール n-プロピルアルコール イソプロピルアルコール ベンジルアルコール エチレングリコール グリセリン ポリエチレングリコール 200 ポリエチレングリコール 2000 |
アンモニア エチルアミン モノエタノールアミン ピリジン キノリン α-ナフチルアミン N,N’-ジメチルホルムアミド 塩酸ヒドロキシルアミン tert-ブチルアミン |
ぎ酸 酢酸 ジメチルスルホキシド |
※水不溶性のものはエチルアルコールで溶解、希釈した。
上記物質の1,000 ppm溶液を調製し、本法により発色させ、分光光度計 (波長:550 nm) または光電比色計 (波長:530~550 nm) で測定した結果、
➀ 呈色液の吸光度 (Abs) は0.02以下であった。
➁ 呈色液の色調は僅微黄色~微褐色であった。
2.他法との比較
(2-1) 衣料品(JIS L 1041 附属書JB フロログルシノール法との比較)
| 試料 | 組成繊維 | 遊離ホルムアルデヒド (ppm)※ | |
|---|---|---|---|
| ホルムアルデヒド-テストワコー | フロログルシノール法 | ||
| ズボン | ポリエステル、綿 | 450 | 440 |
| カーテン | 綿、レーヨン | 280 | 270 |
| カーテン | レーヨン | 1,450 | 1,570 |
| シャツ | 綿 | 40 | 50 |
| ブラウス | ポリエステル、麻 | 60 | 60 |
| レース地 | 綿 | 30 | 不検出 |
※数値は吸収液のホルムアルデヒド濃度として表した。
試料溶液の調製法
試料を細かく切り、その約1 gを正確に量り、共栓付フラスコに入れた。これに、非イオン系界面活性剤を0.01%含む水100 mLを加え、25℃でときどきかき混ぜながら1時間抽出した。これをガラスろ過器 (JIS R 3503 ろ過板 (細孔記号2)) でろ過して得た抽出液 (50 mL) を検液とした。
(2-2) 合板・食器類 (アセチルアセトン法との比較)
| 試料 | 樹脂成分 | ホルムアルデヒド (ppm)※ | |
|---|---|---|---|
| ホルムアルデヒド-テストワコー | アセチルアセトン法 | ||
| 合板 | メラミン | 1.5 | 1.5 |
| 合板 | メラミン | 2.7 | 2.6 |
| 合板 | メラミン | 3.2 | 3.2 |
| 合板 | メラミン | 4.6 | 4.7 |
| 箸 (はし) | メラミン | 0.4 | 0.4 |
| 茶碗 | メラミン | 1.3 | 1.3 |
| 皿 | メラミン | 2.2 | 2.1 |
※数値は検液(留液)のホルムアルデヒド濃度で表した。
合板の試料溶液の調製法
各試料合板から5×15 cmの試験片10個を作製する。デシケーター240 mm (JIS R 3503 化学分析用ガラス器具) の底部に300 mLの水を入れた結晶皿 (径120 mm、高さ60 mm) をおき、この上に治具に固定した試験片10個をのせ、20~25℃で24時間放置して水にホルムアルデヒドを吸収させ、検液とした。
食器類の試料溶液の調製法
試料を水でよく洗い、液体を満たすことができる試料にあっては、60℃に加熱した水を満たし、時計皿でおおい、60℃に保ちながらときどきかき混ぜて30分間放置する。
液体を満たすことができない試料にあっては、表面積1 cm2につき2 mLの割合の60℃に加熱した水をとり、試料を浸した後、時計皿でおおい、60℃に保ちながらときどきかき混ぜて30分間放置する。この試験溶液10 mLをとり、20%りん酸1 mLを加えた後、200 mLのメスシリンダーに水5~10mLをいれ、冷却器のアダプターの水に浸るようにして水蒸気蒸留を行う。留液が約190 mLになったとき、蒸留をやめ、水を加えて200 mLとし、この内容液を検液とした。
ホルムアルデヒド測定対象と規制値※
| 対象 | 規制値又は基準 | 測定法概要 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 乳幼児用繊維製品 (24か月以下) |
吸光度差0.05以下又は 16 μg/g (16 ppm) 以下 |
アセチルアセトン法 (JIS L 1041) | 有害物質を含有する家庭用品の規制に 関する法律 |
| 肌着・寝衣・手袋・靴下等 (乳幼児用除く) |
75 μg/g (75 ppm) 以下 | アセチルアセトン法 (JIS L 1041) | 有害物質を含有する家庭用品の規制に 関する法律 |
| 食器・容器包装 (メラミン樹脂、ユリア樹脂等) |
試験適合 | アセチルアセトン法 (食品、添加物等の規格基準 第3 器具および容器包装) |
食品衛生法 (食品、添加物等の規格基準) |
| 室内空気 | 100 μg/m3 (0.08 ppm) 以下 | DNPH-HPLC法 (室内空気中化学物質の測定マニュアル) |
室内空気中化学物質の室内濃度指針値 |
※2026年9月11日時点。
概要・使用例
| 概要 | ホルムアルデヒドテストワコーは4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1,2,4-トリアゾールとがアルカリ性でホルムアルデヒドと反応して赤紫色に発色し、これを比色することによりホルムアルデヒドの量を定量するキットです。キットは試液のみで構成されており、標準液は含まれていませんので、使用時に含量既知のホルマリンから標準液を作成する必要があります。 衣料品や合板家具,食器類など生活用品の中には微量のホルムアルデヒドを発生又は溶出するものがあり,この微量のホルムアルデヒドの測定は従来,アセチルアセトン法やクロモトロープ酸法,フロログルシン法で行なわれていましたが,夾雑物の妨害を受けたり,呈色の安定性などに問題がありました. ホルムアルデヒド-テストワコーはホルムアルデヒドと特異的に反応し,かつ, 夾雑物の影響を受けない呈色試薬である4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1,2,4-トリアゾールとその他必要試薬を溶液とし,微量のホルムアルデヒドを迅速にかつ容易に測定できるよう工夫されたキットです. 測定法の原理4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1,2,4-トリアゾールはアルカリ性で,ホルムアルデヒドと縮合して中間体を生成します. これは非常に酸化を受けやすく,6-メルカプト-S-トリアゾロ[4,3-b]-S-テトラジンを生成し,550nmに極大吸収をもつ赤紫色を呈し,反応液の吸光度を550nmで測定することによってホルムアルデヒドの量を知ることができます. Formaldehyde-Test wako の特長 (1) 操作が簡単です. 順次,試液を加えるだけで操作時間約30分でホルムアルデヒド量が測定できます. (2) 高感度です.0.1ppm 以上のホルムアルデヒドが測定でき,アセチルアセトン沈に比べ約3倍の鋭敏度です. (3) 特異的です.従来のホルムアルデヒド測定法の妨害物質(ケトン類,エステル類,アルコール類,窒素化合物等)の影響はほとんど受けません. (4) 呈色は安定です. 2時間後も呈色液の吸光度は変化いたしません. (5) 日差変動が少なく再現性の良い測定値が得られます. |
|---|---|
| 構成 | (1) アルカリ試液 (5N-水酸化カリウム液)……200ml×1びん (2) 発色試液 (4-アミノ-3-ヒドラジノ-5-メルカプト-1,2,4-トリアゾール液)……200ml×1びん (3) 酸化試液 (過ヨウ素酸カリウム液)……200ml×1びん |
| 使用方法 | 使用器具 ・試験管 ・メスピペット (2.0ml) ・分光光度計,または, 530~550nmのフィルターをもつ光電比色計ホルムアルデヒド測定試験溶液の調製法(A) 合板家具……「日本木材加工技術協会ホルムアルデヒド測定法」による. 1. 試験片作成各試料合板から5×15cmの試験片10ケを作成. 2. 水にホルムアルデヒドを吸収させるデシケーター240mm(化学分析用ガラス器具JIS R3503)の底部に 300mtの水を入れた結晶皿(径120mm, 高さ60mm)をおき,この上に冶具に固定した試験片10ケをのせ,20~25゚Cで24時間放置して水にホルムアルデヒドを吸収させ,検液とする. 以下測定操作法に従う. (B) 衣料品……「JIS L 1041(樹脂加工織物試験方法)=遊離ホルムアルデヒド試験,フロログルシン法」による. 約1gの試験片を採取して正確にはかり,細かく切って共セン付三角フラスコに入れ,これに非イオン系浸透剤0.01%水溶液100ccを加え,25±1℃でときどきかきまぜながら1時間抽出を行なう. この抽出液をガラスフィルター(G3)でロ過し,その50ccをビーカーとり,検液とする. 以下測定操作法に従う. (C) 食容器等……「食品衛生法 : 合成樹脂製の器具または容器包装のホルムアルデヒド試験法」による. 試料を水でよく洗い,浸出溶液として水を用いてつぎのように操作して作る. 液体を滴たすことができる試料にあっては,60℃に加熱した浸出用液を満たし,時計ザラでおおい,60℃に保ちながらときどきかき混ぜて30分間放置する. 液体を満たすことができない試料にあっては,表面積1cm2につき2mlの割合の60℃に加熱した浸出用液をとり,試料を浸した後,時計ザラでおおい,60℃に保ちながらときどきかき混ぜて30分間放置する.この試験溶液10mlをとり,20%リン酸1mlを加えた後,200mlのメスシリンダーに水5~10mlをいれ,冷却器のアダプターが水に浸るようにして水蒸気蒸留を行なう. 留液が約190mlになったとき蒸留をやめ,水を加えて200mlとする. 内容液を検液とする. 以下測定操作法に従う. 測定操作法……検体(S)……標準(Std)……盲検(Bl)試料……検液 2.0ml……標準液2.0ml……蒸留水2.0mlアルカリ試液……2.0……2.0……2.0発色試液……2.0……2.0……2.0振り混ぜたのち,20~35℃にて15分放置酸化試液……20……2.0……2.0発泡が止むまで振り混ぜる(約15秒)盲検を対照として検体の吸光度(Es)および標準の吸光度(Estd)を測定分光光度計……550nm光電比色計……530~550nmのフィルターホルムアルデヒド標準液の調製法及び検量線の作り方(1) ホルムアルデヒド希釈原液の調製ホルマリン(特級 ; 約37%)約1.3mlを500mlのメスフラスコにとり,蒸留水にて標線まで希釈する.この希釈原液はホルムアルデヒド約0.1%(=1,000ppm)溶液である.(2) 希釈原液のホルムアルデヒド含量の定量(衛生試験法注解(1973)「衣服処埋剤試験法」の項を参照して下さい.)共栓付きマイヤーフラスコに 0.1N-ヨウ素溶液 20mlをホールピペットでとる. 希釈原液10ml をホールピペットでとり,静かに注加する. 1N-水酸化カリウム液20mlをメスシリンダーで加え,密栓して冷暗所 |
| 使用上の注意 | 測定上の注意(1) 呈色液は安定で2時間後も吸光皮の変化はありません. (2) 発色試液添加後の放置温度(20~35゚C)にご注意下さい. (3) 各試液は,開栓したまま長時間放置しますと,バラツキの原因となります. 使用後はただちに密栓して保存して下さい. (4)ケトン類,エステル類,アルコール類,窒素化合物類などが,1,000ppm 程度共存していても,本法ではほとんど影響を受けません. (5)ホルムアルデヒド以外の他のアルデヒド(例えば,アセトアルデヒドやアクロレインなど)は5ppmまで共存しても,ホルムアルデヒドの測定には影響しません. 10ppm以上では微紅色を帯び数十ppmを越えると紅色を呈します. (6)アルカリ試液,酸化試液および呈色液はアルカリ性ですから,皮膚に付着したときは,ただちによく水洗して下さい. |
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- ホルムアルデヒド - テストワコー
ホルムアルデヒド測定キット
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