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鈴木-宮浦クロスカップリング反応体験キット2 Suzuki-Miyaura Cross Coupling Reaction Experiment Kit2

化学実験用
For Chemical Experiment
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
適用法令 :
PRTR-1
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
289-90581
JAN
4548995042354
1キット
希望納入価格
16,900 円

ドキュメント

SDS
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

キットコンポーネント

40 人分(蛍光分子 2 種 x 20 回分:1 反応 10 mL として)

2-アセチル-5-ブロモチオフェン 820 mg
N,N-ジメチル[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]アミン 500 mg
p-メトキシフェニルボロン酸 300 mg
炭酸ナトリウム 200 mg
酢酸パラジウム(II) 8 mg

アプリケーション

反応機構

反応機構:蛍光分子

反応の様子

反応の様子

触媒サイクル

触媒サイクル

FAQ

キットに添付のパラジウムを添加したが、反応が進まない。

以下のような原因が、考えられます。

  1. 反応に時間がかかる
    室温の状況などで反応が始まるまでに時間が掛かる場合があります。40 ℃位のぬるま湯で少し暖めるか、更に撹拌を続けてください。
  2. 過剰量のパラジウムの添加
    過剰量のパラジウムを添加すると反応が起こらないことがあります。キットに添付のパラジウムは、全量を使用しません。
    はじめは、1滴の酢酸パラジウムアセトン溶液を添加し、様子をみて数滴追加してください。
  3. パラジウムの失活
    キットに添付のパラジウムが黒くなっていたら失活している可能性があります。
    その際には、当社までお問い合わせください。
試薬が水に溶けない。
40 ℃位のぬるま湯に容器をつけて、暖めてよく撹拌してください。

廃棄方法について

どのように廃棄すればいいか。
  • 残余廃棄物 : 可燃性溶剤と共に、アフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却します。
  • 汚染容器及び包装 : 空容器を廃棄する場合、内容物を完全に除去した後に処分してください。
  • 廃棄においては関連法規ならびに地方自治体の条例に従ってください。
    上記方法による処理ができない場合は都道府県知事の許可を得た専門の廃棄物処理業者に委託処理を行ってください。

概要・使用例

概要 2010年のノーベル化学賞反応を体験
本品は、鈴木-宮浦クロスカップリング反応で2種類の蛍光分子を合成する化学実験キットです。
2010年にノーベル化学賞を受賞された北海道大学名誉教授 鈴木章 先生の研究成果を手軽に体験することができます。
(監修;北海道大学大学院 地球環境科学研究院 山田幸司 准教授)

<特長>
●実験時間は約20分
●特殊な実験器具不要
●ブラックライトで蛍光を観察
●蛍光分子Ⓐは、反応液にヘキサンを加えると蛍光波長がシフトして蛍光色が変化

<キット構成>
(蛍光分子2種× 20 回分:1反応10 mℓとして)
●2-アセチル-5-ブロモチオフェン:820mg
●4(-N,N-ジメチルアミノ)フェニルボロン酸ピナコールエステル: 500mg
●p-メトキシフェニルボロン酸:300mg
●炭酸ナトリウム:200mg
●酢酸パラジウム:8mg
*溶媒の水、アセトン、ヘキサンなどは、別途必要。
* 蛍光の観察には、λ= 365 nm のブラックライトや紫外線LEDが必要
(和光純薬時報 Vol.83, No.3(2015), p21)
(Wako Organic Square No.51, p20 (March,2015))

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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