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0.1mol/L トリス塩酸緩衝液 (pH 7.3) 0.1mol/L Tris-HCl Buffer Solution (pH 7.3)

エンドトキシン検出用
for Endotoxin Detection
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
  • ラベル
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
201-10421
JAN
4987481342460
5mL×10
希望納入価格
15,100 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書

概要・使用例

概要 〈微生物細胞壁成分測定試薬・装置〉〈リムルステスト試薬〉
エンドトキシン(内毒素)は、グラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖(LPS)であり、代表的な発熱性物質(パイロジェン)です。エンドトキシンにより汚染された血液、輸液、注射薬が体内に入りますと発熱やショックなどの重篤な副作用をひき起こすため、これらの医薬品のエンドトキシンによる汚染はきびしく管理する必要があります。
 1956年、F. B. Bangが、グラム陰性菌によるカブトガニ体液の凝固を報告し、さらに、1964年、J. LevinとF. B. Bangが、Limulus Amebocyte Lysate(LAL)の凝固がエンドトキシンによってひき起こされることを発見して以来、LALを用いたエンドトキシン検出法は、鋭敏で簡便な方法として広く用いられるようになってきました。リムルステストとして知られるこの方法は、1980年、米国薬局方に収載され、1988年には、日本薬局方にも収載されました。
〈関連試薬,器材〉〈専用緩衝液〉
LAL試薬のゲル化反応はpHの影響を強く受けることが知られている。ゲル化転倒法の至適pHは6~7.5であり、トキシノメーター法ではpH 7.3前後である。この範囲からはずれる場合には適当な濃度のエンドトキシンフリーの水酸化ナトリウム溶液または塩酸溶液を用いて、pH調整する必要がある。
本品は、薬剤などpHの変わる恐れがある検体を用いる場合に、上記のような操作を省くための調整済みのバッファーである。
LAL試薬溶解時に、蒸留水のかわりに本品を用いることにより、LAL試薬に緩衝作用をもたせることができる。
pH 7.3 at 30℃
用途 エンドトキシン定量-ゲル化法及び比濁時間分析法におけるLAL溶液調製用緩衝液。

物性情報

外観 無色澄明の液体
溶解性 水及びエタノールと任意の割合で混和する。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。
pH情報 pH (30℃) : 7.2~7.4
引火点 None

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

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