サーモリシン
Thermolysin
- 生化学用
-
for Biochemistry
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- CAS RN® :
- 9073-78-3
- 分子量 :
- 37,500
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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100mg
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20以上 |
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250mg
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17 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈タンパク質工学用試薬〉〈アミノ酸配列分析試薬〉〈配列分析用酵素〉 プロテアーゼによるポリペプチド鎖の切断は、穏和な条件下で行うため、アミノ酸残基側鎖の修飾(酸化,ハロゲン化,脱アミドなど)が起こらず、また被修飾残基(糖鎖,脂質,リン酸,硫酸などの結合部位)を含むペプチドも通常完全な形で収率良く回収できる。同一消化条件を用いれば再現性の高い断片化ができる。タンパク質の一次構造解析に、基質特異性の高い酵素を用いるのは、アミノ酸組成からおおよその断片の数や平均的な大きさが予想でき、さらに重要なことは部分的切断(非特異的切断)による分離の複雑化を避けられることによる。 本酵素は、微生物の産生する菌体外酵素で、タンパク質の一次構造解析の研究などに使用される耐熱性プロテアーゼである。変性ヘモグロビン, ゼラチンなどのタンパク質を加水分解する。また、エラスターゼ活性, エステラーゼ活性を有する。 |
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用途 | たん白の一次構造解析の研究。 |
物性情報
外観 | 白色~わずかにうすい褐色, 粉末 |
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起源 | Geobacillus stearothermophilus |
活性 | >=7,000PU/mg 単位の定義 乳性カゼインを基質として35℃において反応初期の1分間にFolin's Reagent呈色物質として1μgのチロシンに相当するアミノ酸およびペプチドを生成する酵素量を1PUとする。 |
阻害情報 | 主な阻害剤 : EDTA, ポリりん酸 |
基質情報 | 基質特異性 :チトクロームC, インスリン, タバコモザイクウイルスタンパクに対してLeu, Ile, Val, Pheのアミノ基側のペプチド結合を特異的に切断する。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
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