塩化2,3,5-トリフェニル-2H-テトラゾリウム
2,3,5-Triphenyl-2H-tetrazolium Chloride
- 細菌発育阻止物質検出用
-
for Antibacterial Substances Detection
- 規格含量 :
- 99.0+% (calculated on the dried basis)(Titration)
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 室温
- CAS RN® :
- 298-96-4
- 分子式 :
- C19H15ClN4
- 分子量 :
- 334.80
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
1g
|
|
18 |
|
|
|
5g
|
|
20以上 |
|
|
|
25g
|
|
20以上 |
|
|
|
100g
|
|
13 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 日本乳業技術協会の認定品である。TTCテストといわれる主としてペニシリンを対象とした抗生物質検査法により、牛乳中の細菌発育阻止物質を検出するために使用される。これは、本品が試験菌によって還元され、赤色のトリフェニルホルマザンを生成することに基づく。 〈酵素・基質・阻害剤〉〈酵素基質〉〈その他の基質〉 |
---|---|
用途 | 牛乳中の細菌発育阻止物質検出用。 |
使用方法 | 被検牛乳中に乳酸菌Streptococcus thermophilusを接種し、一定時間後その発育度を指示薬TTCの変色によって測定します。もし、牛乳中に細菌発育阻止物質(例えば抗生物質のペニシリン)が存在していますと、乳酸菌が増殖しないためTTCは還元されず無色のままであり、細菌発育阻止物質が混入していない場合紅色を呈します。被検牛乳9mL↓80℃5分間殺菌↓冷却↓菌液添加↓37℃2時間培養↓TTC溶液0.3mL添加↓37℃30分間培養↓観察↓判定上記と同様の操作を細菌発育阻止物質を含まないことが明らかな牛乳2本についても行ない、1本には試験菌を加え、他の1本には試験菌を加えないで対照とします。検体の呈色状態を観察し、試験菌を加えた対照と同程度の紅色または桃色を呈するものは細菌発育阻止物質を含まないことが推定されます。また試験菌を加えない対照と同様に呈色せず、乳白色のままの場合は細菌発育阻止物質を含むことが推定されます。 |
物性情報
外観 | 白色〜わずかにうすい黄色, 結晶性粉末 |
---|---|
特異性 | 基質とする酵素 : dehydrogenase |
溶解性 | 水, エタノール, アセトンに可溶。エーテルに不溶。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share