ニンヒドリン
Ninhydrin
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1g
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20以上 |
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1g×10
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500g
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20以上 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈タンパク質工学用試薬〉〈アミノ酸分析試薬〉〈アミノ酸自動分析試薬〉〈アミノ酸自動分析用試薬〉 アミノ酸自動分析用試薬はアミノ酸を分析する時に妨害物質となるニンヒドリン陽性物質を取り除いた高純度試薬です。 ニンヒドリンはpH 5付近でアミノ酸と反応して青紫色のルーヘマン紫を与える。この反応では、まず還元ニンヒドリンが生成することが必要であるため、アミノ酸の定量分析用にはニンヒドリン試薬中に塩化すずや塩化チタンのような還元剤を加えるか、還元ニンヒドリン(ヒドリンダンチン)を共存させる方法が採用されている。ニンヒドリン試液溶媒にはメチルセロソルブが用いられるが、メチルセロソルブは有毒であるため、ジメチルスルホキシドが用いられることもある。ニンヒドリン溶液は空気中で酸化されやすいため窒素ガスで置換しながら調製する。 ニンヒドリン試薬は約2週間安定といわれているが、徐々に発色力が低下するので、アミノ酸分析の際にはタンパク質構成アミノ酸以外のアミノ酸の一定量を内部標準として加え、その回収率を用いて分析値を補正するのが望ましい。検出限界は100pmol以下,Proでは250pmolである。 〈タンパク質工学用試薬〉〈生体アミン測定試薬〉〈グアニジノ化合物測定用試薬〉〈グアニジノ化合物測定用試薬〉 |
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使用方法 | ニンヒドリン試薬の調製法 (1)蒸留水…150ml (2)無水酢酸ナトリウム…82g (3)氷酢酸…25ml (4)全 量…250ml (pH 5.5) (5)メチルセロソルブ(20分)*…750ml (6)ニンヒドリン(15分)*…20g (7)塩化チタン溶液(10分)*…1.7ml (全 量…1l) *窒素ガス通気撹拌時間 ニンヒドリンとアミノ酸の反応時間は90℃で10分程度であるが、反応コイル内での拡散による分離の低下を防ぐためにpH 5, 110~130℃で短時間(1~5分)の反応条件が利用されている。 |
使用上の注意 | ニンヒドリン溶液は空気中で酸化されやすいため窒素ガスで置換しながら調製する。 |
物性情報
外観 | 白色~うすい黄色, 結晶~結晶性粉末 |
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反応 | ニンヒドリンとアミノ酸の反応時間は90℃で10分程度であるが、反応コイル内での拡散による分離の低下を防ぐために110~130℃で短時間(1~5分)の反応条件が利用されている。 |
溶解性 | 水, アルコールに可溶。 エタノールに溶けやすく、水にやや溶けにくい。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
融点 | 約240℃ (dec.) |
比重 | 0.788 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
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