プロテイン銀
Silver Protein
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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3g
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6 |
ドキュメント
染色例
染色態度
軸索:黒色
プルキンエ細胞、顆粒層(小脳):赤紫色
小脳皮質:薄い紫色
神経変性疾患組織学的所見
老人斑:赤紫色(アミロイドコア;赤色)
神経原線維変化:神経原繊維変化(赤~黒紫色)
ピック球(ピック病):赤褐色
染色方法例
ボディアン染色概略
ボディアン染色プロトコル
1.1 %プロテイン銀液作製 |
2.銅粒子 |
プロテイン銀0.5 gを計り、コプリンジャーに入れ、蒸留水を50 mL加える。 自然に溶解するまで待つ(約1時間)。 ※急ぎたい場合、ビーカー等で溶解しゆっくりスターラーで撹拌することも可能です。 |
4 g銅粒子添加を添加します。 |
3.染色したいスライドをコプリンジャーに入れます。 |
4.40℃孵卵器で一晩静置します(12-18時間)。 |
50 mLの場合、6枚前後を推奨します。 | 長すぎると銀反応が進み黒色が強調されるので注意してください。 |
5.還元液作製 |
6.還元処理 |
【組成】 蒸留水・・・100 mL ハイドロキノン・・1 g ホルマリン・・・5 mL |
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7.塩化金処理 |
8.1 %しゅう酸処理 |
還元処理後、水洗いを3分行い、下記処理を行います。一旦、白くなりますが徐々に褐色調を帯びてきます。 | 徐々に赤紫色を呈してきます。 |
9.定着処理 |
10.脱水・透徹・封入 |
注意点
- 標準的な方法で染色可能であるが長時間の銀反応は避けてください。
- 良好な染色性は温度・時間に影響を受けることから、各研究機関にあった適応条件を検討してください。
- 固定は酸性ホルマリン>中性緩衝ホルマリン>パラフォルムアルデヒドの順で条件が良く、長期固定でも染色性に影響はしないと考えられます。
概要・使用例
概要 | 病理学的特殊染色:ボディアン染色に使用可能なプロテイン銀になります。神経変性疾患組織学的所見として、老人斑:赤紫色(アミロイドコア;赤色)、神経原線維変化:神経原繊維変化(赤~黒紫色)、ピック球(ピック病):赤褐色に染まる特徴を有しています。 |
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物性情報
外観 | ごくうすい褐色~褐色, 結晶性粉末~粉末又は塊 |
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「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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