コール酸ナトリウム
Sodium Cholate
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
5g
|
|
18 |
|
|
|
25g
|
|
20以上 |
|
|
|
500g
|
|
20以上 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈細胞研究試薬〉〈細胞膜研究試薬〉〈膜(タンパク質)溶解剤〉 陰イオン界面活性剤の一種。デオキシコール酸とともに膜可溶化に使用される。純水中での、ミセル会合数2、ミセル分子量10^3。透析による除去が容易であるため、再構成膜の調製にしばしば利用される。CMC値10^-4mol/l(純水中) 〈遺伝子工学用試薬〉〈核酸調製試薬〉〈膜溶解剤〉 〈脂質・糖・核酸〉〈胆汁酸〉〈胆汁酸〉 コール酸は、脊椎動物の胆汁中にタウリンやグリシンと結合して存在し、脂肪の消化、吸収を助ける。試薬としては、酵素たん白質のうち、不溶性の構造たん白質と結合しているものの抽出に用いられる。 界面活性剤は、分子内に親水性原子団と疎水性原子団をもつ両親媒性物質です。水に溶解した時、イオンに解離するイオン性界面活性剤、イオンに解離しない非イオン性界面活性剤に分類されます。この場合、イオン性界面活性剤は、解離する際の電荷の種類により陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤に分類されます。本品は陰イオン界面活性剤で、用途は一般には乳化剤、分散剤、可溶化剤、洗浄剤等ですが、タンパク質に対し極めて高い親和性をもちタンパク質を変性させます。この変性作用により、膜に存在するほとんどすべてのタンパク質を可溶化できます。また、この変性の産物が分離分析の資料に適しています。 WAKO BIO WINDOW No.24,p21(2000)。 |
---|---|
用途 | 酵素たん白質の抽出。 |
物性情報
外観 | 白色~ほとんど白色, 粉末 |
---|---|
溶解性 | 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
pH情報 | pH (50g/l , 25℃) : 7.0~9.5 |
比旋光度 | [α]D20 +29.0〜+31.0° (c=2, H2O) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share