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パラジウム-活性炭素エチレンジアミン複合体 (Pd 3.5～6.5%) Palladium-Activated Carbon Ethylenediamine Complex (Pd 3.5～6.5%)

有機合成用
for Organic Synthesis
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
適用法令 :
PRTR-1 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2
GHS :
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SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
163-21441
JAN
4987481436121
1g
希望納入価格
4,950 円

9

販売元
169-21443
JAN
4987481436138
5g
希望納入価格
22,000 円

5

販売元
161-21442
JAN
4987481458093
25g
希望納入価格
72,600 円

3

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 Pd/C(en)はパラジウム活性炭素(Pd/C)のパラジウムとエチレンジアミンが約1:1の割合で複合化した不均一触媒です。中性条件下、様々な官能基を選択的に接触還元することが可能です。反応後はろ過するだけで簡単に除去することができます。また、通常のPd/Cに見られるような発火性を示さず、保存安定性を有する優れた還元触媒であり、工業的レベルでの展開が期待されます。Pd/C(en)を用いた接触還元では、保護基であるベンジルエーテル 、脂肪族アミンのZ(benzyloxycarbonyl)基 、O-TBDMS(t-butyldimethylsilyl)基 、エポキシド及びベンジルアルコールの還元を抑制しながら、オレフィン、アジド、ニトロ、ベンジルエステル、芳香族ハロゲンなどの官能基を容易に還元することが可能です。
(和光純薬時報 Vol.74 No.2, p19 (2006.4))
和光純薬時報 Vol.72 No.4, p13 (2004)
Wako Organic Square No.12, p1 (Mar.2004)
Wako Organic Square No.13, p7 (Sep.2004)
Wako Organic Square No.14, p8 (Mar.2005)
グリーンケミストリーのための試薬弊社では、「グリーンケミストリーの12か条」あるいは「環境に優しい合成プロセス」の研究に合致した合成用試薬を''グリーンケミストリーのための試薬''として選定し、その品揃えを積極的に推進しております。具体的には、(1) ろ過などの簡単な操作で回収・再利用できる固体酸触媒や高分子固定化触媒、(2) 目的とする光学異性体のみを立体選択的に生成する不斉触媒、(3) 無害な溶媒である''水''中で有機合成反応を推進する触媒、(4) 加熱を必要としない室温での反応を促進する触媒、などです。本稿では、その一例をご紹介します。【環境に優しい合成プロセスの研究】1.化学量論反応から触媒反応への変換2. 液体酸から固体酸触媒への変換3. 試薬酸化(還元)から選択的触媒酸化(還元)への変換4. 省エネルギーにつながるプロセスの開発5. 多段プロセスの短縮6. より安全な代替プロセスの開発7. 原子利用率の高い反応ルートの開発8. 反応媒体の改善
(Wako Analytical Circle No. 40, p. 15 (2006.3))
選択的還元触媒Palladium Catalysts Series
【特長】
●選択的還元が可能
●発火性が少ない
パラジウム炭素-エチレンジアミン複合体
接触還元反応では不均一触媒であるパラジウム炭素(Pd/C)が、穏和な中性条件下、様々な官能基を効率よく還元することから広く用いられいますがPd/Cの持つ強い還元能のために、官能基選択性や位置選択性を達成することは困難でありました。これらを解決するため、触媒毒として窒素性塩基であるエチレンジアミンをPd/Cに配位させた官能基選択的還元触媒Pd/C(en)が開発されました。この触媒は中性条件下で選択的な接触還元反応することが可能で、反応後は濾過するだけで簡単に除去することができます。
Wako Organic Square No.26, p10 (2008.12)
Wako Organic Square No.27, p6 (2009.3)
用途 不均一触媒。
使用例 反応例:Wako Organic Square No.13,p7(Sep.2004)。

物性情報

外観 黒色の粉末

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
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