パパイン
Papain
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- CAS RN® :
- 9001-73-4
- 分子量 :
- 23,000
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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25g
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20以上 |
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100g
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20以上 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 加水分解酵素。ペプチド,アミド,エステル,チオエステル結合を加水分解し、アシルアミノ酸アニリドを合成する。 acyl-L-amino acid+aniline→acyl-L-amino acid anilide+H2O。 〈酵素・基質・阻害剤〉〈酵素〉 〈培養工学用試薬〉〈動物組織培養〉〈細胞分散用試薬〉〈細胞分散酵素〉 パパインは南方産の果実パパイヤ果実から製造され、以前から肉の軟化剤として利用されてきた。その後、強いたん白分解力を利用し種々の食品に利用されるようになった。わが国の用途の最も多いのはビールの混濁防止である。 |
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用途 | たん白及びペプチド分解酵素、ビール清澄剤、食肉軟化剤。 |
使用上の注意 | 安定性 タンパク質は非常に安定、中性溶液中では熱に強い。 |
物性情報
外観 | 白色~わずかにうすい褐色, 粉末 |
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起源 | Carica papaya |
活性 | システイン, 2-メルカプトエタノール, ジチオスレイトール, グルタチオンで活性化される。 単位の定義pH 7.5, 25℃で1分間に1μmolのN-α-ベンゾイル-DL-アルギニン-p-ニトロアニリド塩酸塩を分解する(p-ニトロアニリンを生成する)酵素量を1unitとする。 |
反応 | (1)ペプチド, アミド, エステル, チオエステル結合の加水分解。 (2)アシルアミノ酸アニリド合成反応。 (2)acyl-L-amino acid+aniline→acyl-L-amino acid anilide+H2O |
特異性 | 基質特異性は広い。 |
溶解性 | 水(0.1g→100ml) 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
pH情報 | 最適pH : 6.7~7.0 |
阻害情報 | 主な阻害剤 重金属イオン, PCMB, アンチパイン, N-エチルマレイミド, ヨードアセタミド |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
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