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NCL-1 NCL-1

遺伝子研究用
for Genetic Research
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
CAS RN® :
1196052-98-8
分子式 :
C27H29N3O3・HCl
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫 / 納期目安
販売元
141-09421
JAN
4548995027788
2mg
希望納入価格
27,900 円

照会

販売元
147-09423
JAN
4548995027795
10mg
販売終了

ドキュメント

SDS
添付文書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書
分析チャート

概要・使用例

概要 本品はヒストン脱メチル化酵素LSD1(Lysine-specific histone demethylase-1)の選択的な阻害剤です。

 in vitroにおいて、ヒトLSD1に対しIC50=2.5μMを示します。LSD1阻害剤として最も使用されているtrans-2-フェニルシクロプロピルアミン(トラニルシプロミン)よりも高い阻害活性及び選択性を示します。

<LSD1はアミノオキシダーゼファミリーに属するタンパク質で、モノアミノオキシダーゼ(MAO)と高いホモロジーを保持しています。
 前述のtrans-2-フェニルシクロプロピルアミンはMAO-A,MAO-Bの阻害剤でありLSD1阻害剤として使用するには不十分であることが知られています。すなわち、MAO-A,-Bはセロトニンやドーパミンなど生理的に重要な活性物質の代謝に関わるためin vivoで使用すると副作用が問題となります。>
■LSD1(Lysine-specific histone demethylase-1)
 最初に報告されたヒストン脱メチル化酵素。
 ヒストンH3の4番目のリジンのモノ・ジメチル化体(H3K4me1/2)mp脱メチル化を触媒する。

 前立腺がんで過剰発現が見られる、がん細胞のLSD1ノックダウンによりがん細胞増殖抑制が見られることが報告され、がん細胞とLSD1との関連性が報告されている。
(Wako BioWindow JUN.2014/No.131, p19)

物性情報

外観 白色~うすい黄色、結晶性粉末~粉末
活性 【in vitroにおけるNCL-1及びPCPAによる阻害活性】
・NCL-1による阻害活性(IC50値)
  LSD1: 2.5μmol/L
  MAO-A: 230μmol/L
  MAO-B: 500μmol/L
・PCPAによる阻害活性(IC50値)
  LSD1: 32μmol/L
  MAO-A: 7.3μmol/L
  MAO-B: 4.3μmol/L
溶解性 メタノール「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • N-{(1S)-3-[3-(trans-2-アミノシクロプロピル)フェノキシ]-1-(ベンジルカルバモイル)プロピル}ベンズアミド塩酸塩
    (S)-trans-N-3-[3-(2-アミノシクロプロピル)フェノキシ]-1-ベンジルカルバモイルプロピルベンズアミド塩酸塩
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