NG-ニトロ-L-アルギニンメチルエステル塩酸塩
NG-Nitro-L-arginine Methyl Ester Hydrochloride
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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25g
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100mg
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ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈薬理・生理研究試薬〉〈心臓・血管系作用物質〉〈NO試薬〉〈NO合成酵素(NOS)阻害剤〉 NO合成酵素阻害剤は、NOSを阻害することにより、即ちNOの産生を競合阻害することにより内皮細胞のNO放出を抑制します。 NOSは現在、非誘導型、誘導型の2種類が知られています。前者は、通常内皮細胞や神経細胞内に存在するタイプであり、後者は、マクロファージや好中球に於てサイトカインなどによって誘導されるタイプです。非誘導型は、カルシウム-カルモジュリン(Ca2+/CM)依存性、NADPH依存性であり、生成されたNOは血管内皮細胞の可溶性グアニル酸シクラーゼ活性化のための情報伝達物質として働きます。一方、誘導型NO合成酵素は、NADPH依存性ですが、Ca2+/CM非依存性であり、マクロファージにおいてはテトラヒドロビオプテリン要求性であることが知られています。生成NOは細胞毒性機構の一つとして作用しているといわれています。非誘導型に対してL-NMMA, L-NNA, L-NAMEは強い阻害作用を示しますが、誘導型に対しては阻害作用が減弱し、非誘導型に対してはL-NMMAより作用の弱いL-NIOの方が強い阻害作用を示すことが報告されています。 NG-Nitro-L-arginineよりも溶解性が高く、NO合成酵素に対してL-アルギニンと競合的に作用し、阻害作用を示す。 和光純薬時報 Vol.61 No.2 p.17(1993)、Vol.67 No.2, p.23(1999)。 |
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用途 | NO合成酵素(NOS)阻害剤、NOの生体内での生理活性発現機構の解析。 |
物性情報
外観 | 白色, 結晶~粉末 |
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溶解性 | 水に可溶。、エタノール及びアセトンにほとんど溶けない。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
比旋光度 | [α]D20+14.5〜16.5°(c=3,CH3OH) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
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