ロイシン脱水素酵素, 組換え体
Leucine Dehydrogenase, recombinant
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈酵素・基質・阻害剤〉〈酵素〉 中等度好熱性細菌Bacillus stearothermophilusのLeuDH遺伝子を挿入したプラスミドを持つ E. coli C600から精製された耐熱性酵素である。通常の使用温度(25~37℃)でも高い活性を有し、また、長時間安定な液状試薬としても利用される1, 2)。 肝疾患診断の際の血清中ロイシンアミノペプチダーゼ活性の測定や、先天性代謝異常検査におけるL-ロイシン等の分岐鎖アミノ酸の定量に有用である。 Km値(125mmol/lりん酸ナトリウムバッファー,pH 10.5, at 30℃) L-ロイシン…3.4mmol/l NAD+…0.3mmol/l 和光純薬時報 Vol.63 No.3 p.21(1995)。 |
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用途 | L-ロイシン,L-バリン,L-イソロイシンの定量3)。 |
使用上の注意 | 安定性 60℃まで安定 |
物性情報
外観 | 凍結乾燥品 |
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起源 | B. stearothermophilus LeuDH gene expressed in E. coli C600 |
活性 | 40 units/mg protein以上 単位の定義 30℃,1分間にL-ロイシンおよびNAD+から1μmolのNADHを生成する酵素量を1unitとする。 |
反応 | (L-ロイシン+NAD++H2O→α-ケトイソカプロン酸+NH4++NADH) |
pH情報 | 最適pH : 10.6安定pH : 6.0~11.5 |
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製造元情報
別名一覧
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