リドカイン
Lidocaine
比較
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ドキュメント
概要・使用例
概要 | 〈薬理・生理研究試薬〉〈末梢神経系作用物質〉〈体性神経系作用物質〉〈局所麻酔物質〉〈細胞研究試薬〉〈細胞膜研究試薬〉〈膜透過関連試薬〉〈ナトリウムチャネル阻害剤〉〈細胞内カルシウム研究試薬〉〈カルモジュリン阻害剤〉〈細胞骨格研究用試薬〉〈対微小管系〉 神経の細胞膜は、静止状態の時には内側が-、外側が+に荷電し、細胞外にはNa+,Cl-の、細胞内にはK+の濃度が高く保たれているが、細胞が興奮すると細胞膜のNa+透過性が非常に大きくなり、細胞内にNa+が大量に流入することによりイオン分布を変化させ、脱分極に伴う活動電位が発生する。活動電位の発生した興奮部位は次々に隣接する静止部を興奮させることによってインパルスの伝導を生じる。局所麻酔物質は、細胞膜のNa+透過性を抑制し、興奮に必要な脱分極を阻止(膜の安定化)することにより、知覚神経の興奮伝導を遮断(麻酔効果)する。 局所麻酔,抗不整脈,表面麻酔物質。Naチャネルを阻害する。 期外収縮に対する選択抑制がある。膜電位持続時間を短縮する。 一般には、局所麻酔薬, 抗不整脈薬として使用されているが、神経線維に作用して脱分極を妨げることにより神経インパルスの発生ならびに伝導を抑制する。 WAKO BIO WINDOW No.17,p9(1999)。 |
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用途 | 神経化学研究用。 |
物性情報
外観 | 白色~わずかにうすい黄色, 結晶~結晶性粉末 |
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溶解性 | エタノール, クロロホルムに易溶、エーテル, オリーブ油, ゴマ油に可溶、水に不溶。 溶媒 : エタノール, 氷酢酸, エーテル エタノール(95)に極めて溶けやすく、アセトンに溶けやすく、水にほとんど溶けない。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
融点 | 67〜70℃ |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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