フマギリン
Fumagillin
|
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫 / 納期目安
|
|
|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
1mg
|
|
|
|
|
|
|
5mg
|
|
|
ドキュメント
概要・使用例
| 概要 | 細胞の生死を制御するといわれるスフィンゴミエリンの生合成を阻害する。スフィンゴ脂質代謝研究の重要なツールとなりうる。また最近になって血管新生を阻害するものとしてフマギリン骨格を持つTNP-470などがPhase IIで開発中である。標的は血管内皮細胞のシグナル伝達を阻害する。また血管新生と骨粗鬆症とは深い関わりがあり研究が進められている。血管新生の抑制作用をもつ物質としては、低分子量物質ではフマギリンが有名である。フマギリンは、カビの一種Aspergillus fumigatusの産生する物質で、内皮細胞を培養していたプレートにこのカビが混入した時に、その周囲の内皮細胞が増殖を抑えられたことから見いだされた物質である。抗生物質フマギリンは抗ファージ活性、抗アメーバ活性を有することが知られていた化合物であるが、最近、血管新生阻害活性が偶然見いだされ新しい抗癌剤として期待されている。 Fumagillin がん研究用試薬細胞分裂・血管新生・アポトーシス関連の基礎研究用試薬 ■血管新生阻害剤 スフィンゴミエリンの生合成を阻害。血管新生阻害活性を持つ。 Wako Bio Window No.87, p11 (2008.2) |
|---|---|
| 用途 | 薬理研究用。 |
物性情報
| 外観 | 薄膜 |
|---|---|
| 起源 | Aspergillus fumigatus |
| 溶解性 | メタノールに溶解「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share