エオシンアルコール液, 酸抽出品
Eosin Alcohol Solution, acid extract
- 病理研究用
-
for Pathology Research
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 暗所
- 適用法令 :
- 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 危4-ア(水溶性)-II
- GHS :
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- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1L
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20以上 |
ドキュメント
アプリケーション
対比染色が良好な酸抽出エオシンのアルコール溶液です。微細な細胞構造を鮮明に染め出すことが可能です。
染色例
概要・使用例
概要 | 〈組織細胞化学〉〈染色剤〉〈染色液〉〈一般染色〉〈ヘマトキシリン・エオジン染色(HE染色)〉 ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色は、ヘマトキシリンで核を濃青色に、エオジンで細胞質類を濃淡の赤色に染色する方法であり、細胞および組織構造全体の把握を目的とした概観染色に使用されます。 ヘマトキシリンの酸化により生じたヘマチンが媒染剤の金属部分と錯体を形成し、正に帯電し、次に負に帯電した核のりん酸基と結合して、染色されると考えられている。(細胞質や結合組織は正に帯電しており、負に帯電しているエオジンと結合すると考えられている。-エオジンによる後染色) 〈ヘマトキシリン染色液〉 対比染色が良好な酸抽出エオシンのアルコール溶液。すぐに使用でき、微細な細胞構造を鮮明に染め出すことが可能。 ヘマトキシリン色素(C.I. 75290) 中央アメリカ産のマメ科植物Hematoxylon Campechianumから分離精製された色素。 WAKO BIO WINDOW 別冊 病理研究用試薬p20(1999)。和光純薬時報 Vol.62 No.2 p.28(1994)。 対比染色が良好な酸抽出エオシンのアルコール溶液です。すぐに使用でき、微細な細胞構造を鮮明に染め出すことが可能です。 (Wako BioWindow JUN.2012/No.117, p14) |
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用途 | 細胞及び組織のエオシンアルコール染色液。 |
使用方法 | パラフィン切片 ↓ 脱パラ・水洗…5分 ↓ ヘマトキシリン染色…3~5分 ↓ 色出し(温水)…5分 ↓ エオジン液…5分 ↓ 分別* アルコール95%1…3~5分 ↓ アルコール95%2…3分 ↓ アルコール95%3…3分 ↓ アルコール100%1…3~5分 ↓ アルコール100%2…3~5分 ↓ アルコール100%3…3分 ↓ 透徹・封入 *目的物以外の染色部分からアルコールにより色素をおとす操作。 染めあがり;ヘマトキシリン 核 青紫色~青藍色 石灰化部,軟骨組織,一部の粘液 細菌および一部の真菌 濃青紫色~淡青紫色 エオジン 細胞質,間質,各種繊維,赤血球 赤~濃赤色 |
物性情報
外観 | 赤黄色~黄赤色、液体 |
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溶解性 | エタノール 水に可溶, エーテルに混和。 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
pH情報 | 弱酸性 |
引火点 | 8℃ |
組成 | エオシンY(酸抽出前) 0.35%, フロキシンB 0.015%, エリトロシンB 0.015%, 95%エタノール 98% |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
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