DA-64
DA-64
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比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫 / 納期目安
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100mg
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ドキュメント
概要・使用例
| 概要 | 測定波長 λmax(発色波長)=727nm, ε/H2O2 (H2O21分子当たりの吸光係数)=9×10^4 〈酵素・基質・阻害剤〉〈酵素基質〉〈その他の基質〉 過酸化水素は生体中の微量成分の分析、食品の品質試験、環境物質の測定などにおいて、重要な中間代謝物として知られている。DA-64, DA-67は、ペルオキシダーゼ共存下で過酸化水素を高感度に測定できる水溶性の酸化呈色試薬である。従来の水溶性過酸化水素呈色試薬は、発生色素の分子吸光係数が低いか、または高感度だが難溶性で取り扱いにくいものであったが、DA-64, DA-67は水溶性と高感度を初めて両立させた。従来、高感度を要求するため、やむをえず発光、蛍光試薬を用い、特殊な専用測定機で検出している測定対象群も、DA-64, DA-67を採用する事により、手軽な比色計で結果が得られる可能性がある。 |
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| 特長 | 高感度、水溶性を両立。 |
| 用途 | 過酸化水素比色定量用。 |
| 使用例 | H2O2の定量: 1.発色溶液の調製 DA64…3.78mg Peroxidase(100units/ml)…1ml を、PIPES バッファー(0.1mol/l, pH=7, Triton X-100 0.5%)に溶解し、100mlとする。(DA64 100μmol/l溶液) 2.上記調製液3mlを、サンプル液(H2O2:0~5mmol/l)10μlと混和し、37℃で5分間インキュベートする。 3.分光光度計にて727nmでの吸光度を測定し、ブランク(サンプル液の代わりに蒸留水を混和したもの)との吸光度差を測定値とし、別に作製した検量線からサンプル中の含量を確定する。 POD活性の測定: 1.発色溶液の調製 DA64…40mg H2O2(2%)…1ml を、Mcllvaine バッファー(くえん酸0.05mol/l, りん酸二ナトリウム0.1mol/l, pH=5.7)に溶解し、100mlとする。(DA64 1mmol/l溶液) 2.上記調製液2mlを、サンプル液(1fmol~1pmol/tube POD)2mlと37℃でインキュベートする。 3.分光光度計にて727nmでの吸光度を測定し、ブランクとの吸光度差を測定値とし、別に作製した検量線からサンプル中の含量を確定する。 |
物性情報
| 外観 | 白色〜緑褐色又は灰緑色, 結晶性粉末〜粉末 |
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| 溶解性 | 水に可溶 (10mg/25ml)。 水に1mM以上の濃度で溶解する。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
| 引火点 | None |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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