カードラン
Curdlan
- 生化学用
-
for Biochemistry
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 室温
- CAS RN® :
- 54724-00-4
- 分子式 :
- (-C6H10O5-)n
-
閉じる -
閉じる
閉じる
閉じる -
閉じる
閉じる
閉じる
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
|
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫 / 納期目安
|
|
|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
1g
|
|
|
|
|
|
|
25g
|
|
|
|
|
|
|
100g
|
|
|
ドキュメント
概要・使用例
| 概要 | 〈脂質・糖・核酸〉〈糖質〉〈多糖類〉〈その他〉 本品は土壌細菌Alcaligenes faecalis var. myxogenesによって生産される直鎖β-1,3-グルカン構造を持つ水不溶性の多糖類で、阪大産研原田篤也教授によって発見されたものである。本品はその懸濁液を加熱すると熱不可逆性のゲルをつくるなど特異な性質を有している。この性質を利用してゲルろ過用担体やアフィニティークロマト用あるいは固定化酵素担体ゲル化機構を研究する材料、抗腫瘍性多糖類の基本物質などとしての用途が注目されている。 参考：プルランは本品と異なり、マルトトリオースがα-1,6-結合した線状構造を持ち、水溶性多糖類である。 〈微生物細胞壁成分測定試薬・装置〉〈微生物細胞壁成分測定用試薬〉〈関連試薬〉重合度n≒500 |
|---|---|
| 用途 | ゲル沢過担体、多糖類の構造研究用、SLP試薬の標準。 |
| 使用方法 | SLP試薬の検量線に用いる場合 1)カードラン粉末0.02gを滅菌済遠沈管(PP)に秤量し、カードラン重量の950倍量のβ-グルカン, ペプチドグリカンフリーの水を加える(0.02gに19ml)。 2)ふたをぬらさないようにゆっくり振り混ぜカードランを分散させながら、カードラン重量の50倍量の5mol/l NaOH加えカードランを溶解する(0.02gに1ml)。 3)37℃に30分間加温し完溶させ、カードラン-アルカリ原液(1mg/ml)とする(4～10℃保存)。 β-グルカン, ペプチドグリカンフリーの水を加えて希釈する。希釈後は速やかに使用する。 |
物性情報
| 外観 | 白色〜わずかにうすい褐色, 粉末 |
|---|---|
| 起源 | Alcaligenes faecalis var. myxogenes |
| 溶解性 | 水, エチレングリコールにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム溶液に溶けやすい。ぎ酸, ジメチルスルホキシドにやや溶けやすい。 水酸化ナトリウム溶液に溶けやすく、ぎ酸,ジメチルスルホキシドはやや溶けやすく、水,エチレングリコールにほとんど溶けない。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
| 比旋光度 | 実績集積中 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share