1,1'-(アゾジカルボニル)ジピペリジン
1,1'-(Azodicarbonyl)dipiperidine
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 本品は、光延反応に用いる試薬で、ADDPとして知られています。 DEADで反応が進行しにくい、pKa 11以上のアミドなどでも反応が進行します。1) また、本品およびアジドを用いて、カルボン酸のα位に置換基を持つアミノ酸の合成方法が報告されています。2) 参考文献 1) Tsunoda, T., Yamamiya, Y., Itô, S.: Tetrahedron Lett., 34, 1639 (1993). 2) Green, J. E., Bender, D. M., Jackson, S., O’Donnell, M. J. and McCarthy, J. R.: Org. Lett., 11, 807 (2009). 光延反応試薬 <特長> ●立体反転を伴うエステル、アルコールの合成に使用されます。 ●光延試薬由来の副生物を抽出操作で容易に除去できます。 (Wako Organic Square No.53, p7 (SEPTEMBER,2015)) |
---|---|
使用上の注意 | アルゴン封入 |
物性情報
外観 | 黄色~黄赤色、結晶~粉末 |
---|---|
溶解性 | エタノール及びアセトンに溶け、水に難溶である。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- ADDP
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share