中性アビジン, 卵白由来
Avidin, Neutralized, from Egg White
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
10mg
|
|
12 |
|
|
|
50mg
|
|
20以上 |
ドキュメント
概要・使用例
概要 | 免疫学的研究ではアビジン-ビオチンの強い結合親和性を利用した手法が多く利用されています。 アビジンは卵白中に存在する低分子量の塩基性糖タンパク質で、ビオチンと1対1で結合する性質があり、サブユニット4個で構成されています。 また、アビジンと同様にビオチンと1対1で結合する性質を持つストレプトアビジンは、Streptomyces avidiniiにより産生されるタンパク質です。 ストレプトアビジンはアビジンと異なり糖鎖付加がなく水溶性が低いものの、等電点が弱酸性~中性であるため、アビジンに比べて非特異的結合が少ないという特徴があります。 本品は、卵白由来アビジンを脱グリコシル化及びアミノ酸の改変を行っています。 脱グリコシル化により糖鎖を介した結合を抑え、アミノ酸の改変により等電点を中性付近に調整し、細胞接着分子の細胞表面認識配列と類似したRYD配列を変えるため非特異的結合を大幅に抑えています。水溶性を保持し、従来のアビジン及びストレプトアビジンよりも特異性の高いアビジン-ビオチン結合を実現します。 分子量:約60kDa(サブユニット4個) モノマー:約14.7kDa アビジン様タンパク質 中性アビジンは卵白由来アビジンを酵素処理及び化学的処理により改良したアビジン様タンパク質です。塩基性アミノ酸の変換及び細胞接着性ペプチド配列(RYD)を改変し、脱グリコシル化処理を行うことで非特異的結合を顕著に抑えています。 (BioWindow JUN.2013/No.124, p2) |
---|---|
用途 | 特定のタンパク質の高感度検出(イムノブロッティング、免疫組織染色、EIA)用。 |
物性情報
外観 | 白色〜うすい褐色, 結晶〜粉末 |
---|---|
起源 | Egg White |
活性 | 1μgのビオチンと結合する量を1unitとする。 |
溶解性 | PBS、りん酸緩衝液に可溶。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- ニュートラライトアビジン
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share