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α-アマニチン α-Amanitin

細胞生物学用
for Cellbiology
規格含量 :
94.0+% (HPLC)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
CAS RN® :
23109-05-9
分子式 :
C39H54N10O14S
分子量 :
918.97
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
010-22961
JAN
4987481499225
1mg
希望納入価格
41,100 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

概要・使用例

概要 クマゴテングダケにファロイジンと共に含まれるポリペプチド性毒物。
本品は、Amanita属の有毒きのこ種から生成される、環状ペプチド構造を持つ有毒成分(アマトキシン)の一つです。アマトキシン群の中でも特に毒性が強いことが知られています。経口的に投与すると、初期に嘔吐,下痢などの消化器症状が現れコレラに似た症状が起こり、その後、肝臓、腎臓が侵され、最後には、血圧の急激な低下、興奮、痙攣、昏睡などの中枢神経系の障害が起こり、死に至ります。細胞レベルでは真核生物のRNAポリメラーゼ2と特異的に結合し、RNA鎖合成を低濃度(10^-9~10^-8mol/l)で阻止します。高濃度(10^-5~10^-4mol/l)ではRNAポリメラーゼ3に対しても阻害作用を示すが、低濃度では影響しません。また、RNAポリメラーゼ1には阻害作用を示しません。このようなRNAポリメラーゼの種類による感受性の差を利用して、真核生物RNAポリメラーゼの識別やRNAポリメラーゼ2の定量に使用されています。
RNAポリメラーゼ2阻害剤
α-アマニチン

本品は、Amanita属の有毒きのこ種から生成される、環状ペプチド構造を持つ有毒成分(アマトキシン)の一つです。アマトキシン群の中でも特に毒性が強いことが知られています。
経口的に投与すると、初期に嘔吐,下痢などの消化器症状が現れコレラに似た症状が起こり、その後、肝臓、腎臓が侵され、最後には、血圧の急激な低下、興奮、痙攣、昏睡などの中枢神経系の障害が起こり、死に至ります。
細胞レベルでは真核生物のRNAポリメラーゼ2と特異的に結合し、RNA鎖合成を低濃度(10-9~10-8M)で阻止します。高濃度(10-5~10-4M)ではRNAポリメラーゼ3に対しても阻害作用を示しますが、低濃度では影響しません。また、RNAポリメラーゼ1には阻害作用を示しません。このようなRNAポリメラーゼの種類による感受性の差を利用して、真核生物RNAポリメラーゼの識別やRNAポリメラーゼ2の定量に使用されています。

Wako BioWindow No.107, p. 8 (2011.1)
RNA ポリメラーゼ2 阻害剤
α- アマニチン

本品は、Amanita属の有毒きのこ種が生成する、環状ペプチド構造を持つ有毒成分(アマトキシン)の一つです。アマトキシン群の中でも特に毒性が強いことが知られています。
経口的に投与すると、初期に嘔吐、下痢などの消化器症状が現れコレラに似た症状が起こり、その後、肝臓、腎臓
が侵され、最後には、血圧の急激な低下、興奮、痙攣、昏睡などの中枢神経系の障害が起こり、死に至ります。
細胞レベルでは真核生物のRNA ポリメラーゼ2 と特異的に結合し、RNA 鎖合成を低濃度(10-9 ~ 10-8mol/L)で
阻止します。高濃度(10-5 ~ 10-4mol/L)ではRNA ポリメラーゼ3 に対しても阻害作用を示しますが、低濃度では影
響しません。また、RNA ポリメラーゼ1 には阻害作用を示しません。このようなRNA ポリメラーゼの種類による感受性の差を利用して、真核生物RNA ポリメラーゼの識別やRNA ポリメラーゼ2 の定量に使用されています。

和光純薬時報 Vol.79, No.1 p25 (2011)

物性情報

外観 白色〜うすい褐色, 結晶〜粉末
溶解性 水に溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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