α-ケトグルタル酸測定キット
α-Ketoglutarate Assay Kit-Fluorometric
- 製造元 :
- (株)同仁化学研究所
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
100テスト
|
|
5 |
|
ドキュメント
- スペクトルデータ
-
- 検査成績書
-
- 校正証明書
-
キットコンポーネント
100 Tests
Fluorescent Dye | 1 |
---|---|
α-KG Standard | 300 μL |
Enzyme Mix | 1 |
Coenzyme | 1 |
Assay Buffer | 6.5 mL |
Lysis Solution | 2 mL |
Control Buffer | 25 mL |
ALT Solution | 35 μL |
Reaction Buffer | 5 mL |
概要
α-ケトグルタル酸は、TCAサイクルの中間代謝物として重要な基質であり、グルコース代謝物のTCA回路への取り込み亢進の指標や、グルタミンを基質にα-ケトグルタル酸を供給する経路である「グルタミノリシス」亢進の指標として測定されます。また、α-ケトグルタル酸は、神経伝達物質であるグルタミン酸やγ-アミノ酪酸(GABA)の生成において重要な役割を果たすだけでなく、活性酸素種の消去にも大きく寄与していることから、近年、注目されている代謝の指標です。
測定原理
α-Ketoglutarate Assay Kit-Fluorometric は、α-ケトグルタル酸を定量するキットです。 サンプル中の α-Ketoglutarate ならびに Pyrvate との酵素反応により生成した Resorufin(Ex:530 - 560 nm、Em:580 - 600 nm)の蛍光を測定することで、細胞内のα-ケトグルタル酸を定量できます。また、本キットは96穴マイクロプレートに対応しているため、多検体測定が可能です。
実験例:Doxorubicin(DOX)による細胞内代謝の変化
細胞周期のG2/M 期に作用して細胞増殖を停止させ、細胞老化を誘導することが知られているDoxorubicin(DOX) をA549 細胞へ添加後、本製品で細胞内の α-Ketoglutarate濃度を測定したところ、 細胞老化に伴うグルタミン代謝の亢進により、コントロール細胞と比較してDOX 処理細胞では細胞内の α-Ketoglutarate濃度が増加しました。
概要・使用例
概要 | TCA サイクルをより詳細に解析 α - ケトグルタル酸測定キット α- ケトグルタル酸は、TCA サイクルの中間代謝物として重要な基質であり、グルコース代謝物のTCA 回路への取り込み亢進の指標や、グルタミンを基質にα- ケトグルタル酸を供給する経路である「グルタミノリシス」亢進の指標として測定されます。また、α- ケトグルタル酸は、神経伝達物質であるグルタミン酸やγ- アミノ酪酸(GABA)の生成において重要な役割を果たすだけでなく、活性酸素種の消去にも大きく寄与していることから、近年、注目されている代謝の指標です。 特 長 ● データのバラツキの課題を改善 ● 初めての方でも高い再現性 ● 代謝の変化を捉える充実のラインナップ (Wako Bio Window 2021. 4, No.167 p.10) |
---|
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。