Recombinant Human IL-2 Heat Stable Agonist Protein, CF
Recombinant Human IL-2 Heat Stable Agonist Protein, CF
- 製造元 :
- R&D Systems, Inc.
- 保存条件 :
- 冷凍
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
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比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫 / 納期目安
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1mg
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受注後1~2週間程度 ※
メーカーに在庫がある場合の通常納期です ※年末年始等、物流が多い時期には1~2日程度の遅れが出る可能性がございます。 |
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10μg
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受注後1~2週間程度 ※
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50μg
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ドキュメント
製品概要
AI技術により立体構造を最適化させ、熱安定性を大幅に向上させた IL-2 です。
| 発現系 | E. coli |
|---|---|
| Accession# | P60568.1 を基に改変 |
| エンドトキシン試験 | タンパク質 1μg あたり <0.10 EU |
データ
培地に溶解後の安定性

熱安定性IL-2 は培地中 37 ℃ 59日間活性を維持
安定性が高いとT細胞培養の長期化に伴う投与量を減らすことができるだけでなく、培養中のサイトカインの分解による培養の不均一性を最小限に抑えるための初期培地の準備も可能。
NK細胞増殖アッセイ

NK92細胞を用いた増殖バイオアッセイ(37 ℃, 10日間培養)
細胞培養培地に10 ng/mLで溶解後、37 ℃, 10日間置いた後(コントロール IL-2 C145S は4 ℃で保存)NK92細胞を培養。熱安定性IL-2 のみがコントロール IL-2 と同等の生物活性を維持したのに対して、IL-2 C145S は活性の1/3 以上を失った。
T細胞増殖アッセイ

熱安定性IL-2はより長期間にわたってT細胞の増殖をサポートする
熱安定性IL-2 (BT-002HS)は、標準的なIL-2タンパク質との比較試験において、一貫したCD4+/CD8+ T細胞増殖を提供します。 CD4+およびCD8+ T細胞は、抗CD3および抗CD28抗体結合ビーズにより活性化され、標準的なIL-2としてアニマルフリーIL-2 (BT-002-AFL)、または熱安定性IL-2 (BT-002HS) を10 ng/mL含む培地で14日間培養した。IL-2は2-3日ごとに交換した。細胞の平均増殖数は2-3日ごとに測定し、熱安定性IL-2と標準的なIL-2と同等に機能することが示された。
T細胞の表現型解析

標準および熱安定性 IL-2 で増殖させたプライマリーT細胞は類似した表現型を示す
CD4+およびCD8+ T細胞は、抗CD3および抗CD28抗体結合ビーズにより活性化され、標準的なIL-2としてアニマルフリーIL-2 (BT-002-AFL)、または熱安定性IL-2 (BT-002HS) を10 ng/mL含む培地で14日間培養した。IL-2は2-3日ごとに交換した。21日後、フローサイトメトリーによりCD4+ and CD8+ naive (CD45RA+ CCR7+) T細胞、Terminal effector memory (CD45RA+ CCR7- )T細胞および Effector memory (CD45RA- CCR7- ) T細胞の数を決めるためにPE-Cy7標識マウス抗ヒトCD45RAモノクローナル抗体とBrilliant Violet 711 標識マウス抗ヒトCCR7モノクローナル抗体を使用して細胞の表現型を比較した。これらの各細胞集団の割合は、標準または熱安定性IL-2で増殖させた細胞であっても同程度であった。
IL-2
熱やpHの不安定性など、細胞培養用途のタンパク質試薬の開発に関連する課題を解決する上で、予測分析はますます有効になってきている。 R&D Systemsでは、IL-2 Rβ/gammac 受容体との結合および活性の効率を維持しながら、人為的な構造コアを作り出すことによりIL-2の安定性を改善した。 改良されたIL-2は熱安定性が改善され、高温と長時間の培養に耐えながら生物活性を保持することができる。 リコンビナントIL-2は、細胞培養に使用される生物活性タンパク質であり、しばしばT細胞の増殖に使用される。 IL-2は、CD4+およびCD8+ T細胞、ガンマデルタT細胞、B細胞、樹状細胞、好酸球によって発現される(1-3)。rhIL-2はまた、養子細胞移植がん免疫療法におけるNK細胞、初期分化T細胞、エフェクターメモリーTreg細胞の増殖にも用いられる(4,5)。
| References | 1.Ma, A. et al. (2006) Annu. Rev. Immunol. 24:657. 2.Gaffen, S.L. and K.D. Liu (2004) Cytokine 28:109. 3.Taniguchi, T. et al. (1983) Nature 302:305. 4.Koehl, U. et al. (2015) Oncoimmunology. 5:e1115178. 5.Chamucero-Millares, J.A. et al. (2021) Cellular Immunol. 360:104257. |
|---|---|
| lternate Names | Aldesleukin, IL2, Proleukin, TCGF |
| Entrez Gene IDs | 3558(Human);16183(Mouse);116562(Rat);396868(Porcine);280822(Bovine);403989(Canine);100034204(Equine);751114(Feline);100302458(Rabbit) |
| Gene Symbol | IL2 |
| UniProt | Engineered based on P60568.1 |
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。