ウロテンシンII
Urotensin II
- 製造元 :
- (株)ペプチド研究所
- 保存条件 :
- 冷凍 (ドライアイス輸送)
- CAS RN® :
- 95918-56-2
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
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比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫 / 納期目安
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0.5mg
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照会 |
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ドキュメント
- 添付文書
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- スペクトルデータ
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- 検査成績書
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- 校正証明書
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- 分析チャート
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概要・使用例
| 概要 | 魚類は哺乳類と異なり、脊髄末端近くに尾部下垂体(urophysis)と呼ばれる特殊なホルモン貯蔵放出器官を余分に持っています。ここには神経分泌ホルモンであるurotensin 1(U-1)とurotensin 2(U-2)があります。U-1には血圧低下作用が、U-2には魚類の腸管や膀胱の平滑筋収縮作用があることが知られています。 最近、ラットの脳に魚類のU-2と構造のよく似たurocortinが存在することが報告されました。このペプチドはType-2 Corticotropin-Rereasing Factor(CRF)受容体の活性化作用とU-1と同様の血圧低下作用があります。一方、哺乳類にはU-2が見つかっていませんでした。1998年にヒトのprepro-U-2が報告されましたが、その作用は不明なままでした。 ごく最近、ヒトのU-2は強い血管収縮作用を持ち、オーファン受容体GPR14の活性化物質であることがわかりました。ラット大動脈やサルの冠状動脈での収縮活性はEndothelin-1に比べ桁違いに強いながらも、麻酔下のサルに静脈内適用した場合には、全末梢抵抗は上昇すると同時に、重篤な心収縮異常を伴いました。これは受容体であるGPR14が主に心臓血管組織に発現していることと無関係ではないと思われます。また、U-2様免疫組織活性は心血と心臓組織(冠状動脈の粥腫を含む)のみならず、脊髄などの中枢神経系にも存在するので、今後、U-2がどのような薬理作用を持ち、どんな生理学上の役割を担っているのかの解明に、強い関心が集まっています。 WAKO BIO WINDOW No.21,p20(1999)。 |
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物性情報
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本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
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製造元情報
別名一覧
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