血中NAD測定キット(酵素法)
Blood NAD assay kit (enzymatic method)
- 製造元 :
- オリエンタル酵母工業(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- 適用法令 :
- PRTR-1 安衛法57条・有害物表示対象物質 労57-2 優先評価物質
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
|
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫 / 納期目安
|
|
|---|---|---|---|---|---|
|
|
|
100テスト
|
|
照会 |
|
- 注意事項 :
- ※NAD標準液(#49198900)は別売となりますのでご注意ください
ドキュメント
- 添付文書
-
- 検査成績書
-
- 校正証明書
-
- 分析チャート
-
概要・使用例
| 概要 | NAD (Nicotinamide Adenine Dinucleotide)濃度は加齢とともに減少しますが、前駆物質のNMNなどの投与で体内NADが補填されると、さまざまな生理的機能を維持・改善できる可能性があることが、近年の研究で報告されています1, 2, 3 。 老化研究において血中NAD濃度は老化の指標となりうることが期待されますが、生体試料中のNADは非常に不安定であるため、正確な測定は困難でした。本キットは、オリエンタル酵母工業(株)が開発した「生体試料中のNADを安定化する技術」を応用し、正確かつ簡便にNAD濃度を測定できるようにしたものです。 ■参考文献 1. Irie J., et. al. (2020) Endcr J. 67:153-160 2. Yoshino M., et. al. (2021) Science 372:1224-1229 3. Yamaguchi S., et. al. (2024), Endcr J. 71:153-169 |
|---|---|
| 特長 | ・ 採血後、全血を速やかに*1安定化剤と混合することで検体中のNADを安定化。 *1 全血中NADは、溶血が進むにつれ急速に分解されます。ラットでは溶血10分後の残存率は約30%です。正確な血中NAD濃度を測定するには、溶血を避け、採血後速やかにNAD安定化剤と混合してください。 ・ 血中NAD濃度を測定するのに十分な測定範囲 (2-200 µmol/L)。 ・ 酵素反応によりNADを検出する方法で、吸光マイクロプレートリーダーで測定できます。 ・ 検査室などで使われる汎用の自動分析装置での測定にも使用できます。 ■性能 ・測定範囲 2~200 µmol/L ・測定検体 全血(EDTA加) ※ 血清・血漿中NAD濃度は検出限界以下のため、本キットでは測定できません。 ・測定波長 450 nm |
| 構成 | 1.反応試薬1 2.反応試薬1溶解液 3.反応試薬2 4.反応試薬2溶解液 5.NAD抽出液 6.サンプリングチューブ ※ NAD標準液(#49198900)は別売となりますのでご注意ください。 ※ キットにはサンプリングチューブが30本同梱されております。 不足する場合は別途サンプリングチューブ(#49197900)をお買い求めください。 ※ 本製品は研究用です。診断用途にはご使用できません。 |
物性情報
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share