siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

ライフサイエンス 総説

【総説】家族性パーキンソン病患者iPS細胞由来神経系細胞におけるエンドソーム機能障害

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.3(2020年7月号)において、東京慈恵会医科大学 再生医学研究部a) 脳神経内科b) 坊野 恵子様a),b)、岡野 ジェイムス 洋尚様a)に執筆いただいたものです。

近年、不治の病とされた様々な神経疾患の原因遺伝子・感受性遺伝子が同定され、その根幹病態にせまる発見が相次ぎ、病態解明に向け新たな知見が蓄積してきている。疾患関連遺伝子から推測される病態経路を疾患モデル細胞やモデル動物を用いて検証することにより、新規治療法の研究・開発が飛躍的に進んできた。2006年に誕生したiPS細胞は、再生医療に重要な役割を果たすと期待されており、臨床応用に向けた研究が進んでいる...

ライフサイエンス 総説

【総説】新規核酸誘導体コアクロル(COA-Cl)の生理活性 ―神経細胞保護効果を持つxeno free栄養因⼦―

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.3(2020年7月号)において、香川大学医学部 薬物生体情報学講座 塚本 郁子様に執筆いただいたものです。

コアクロル(COA-Cl)は筆者の研究グループが新規合成し、2010年より「2Cl-C. OXT-A」の名称で販売されている化合物である。当時は血管新生を促進する画期的な低分子として上市されたが、その後の研究で神経細胞に対する保護栄養効果の他、様々な生理活性が明らかになった。このたび、試薬名をコアクロルと改名してリニューアル販売をしていただくにあたり、新しい知見を紹介したい。

合成・材料 総説

【総説】真空蒸着法に適した高性能n型有機半導体材料とデバイス特性

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.3(2020年7月号)において、東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 岡本 敏宏様、熊谷 翔平様に執筆いただいたものです。

あらゆるモノにセンシングデバイスを装着しインターネットを通じて制御管理するInternet of Things(IoT)社会の創成が期待される中、トリリオン・センサ・ユニバースを実現するための多様なセンシングデバイスや、データを通信するRFIDタグなどの開発が盛んに行われている。これらを、ペットボトルや人体のような湾曲面に貼り付けられるフレキシブルデバイスや医療用センサなどとして社会実装するために...

合成・材料

小スケール反応での注意点

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

小スケールでの反応、(例えば1-10 mg) は通常のグラムスケールの反応と同じようにいきません。特に禁水反応や低温反応では、目的の反応が進行しないことがあります。既知物質の合成であれば、条件設定や手技に間違いがあったのかを考えればいいのですが、全合成研究のように新規物質を合成する場合はそういう訳にはいきません。考えうる失敗例を想像しながら、手技は少なくとも完璧にする。また、反応がうまく進行しなか...

合成・材料 分析

カール・フィッシャー滴定

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

カール・フィッシャー滴定(Karl Fischer titration)は、試料中の水の量を滴定により求める分析手法です。その原理は、塩基性条件下メタノール溶液において、ヨウ素により二酸化硫黄が酸化される際に水を消費する反応を利用するというものです

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