siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

体外受精・生殖補助医療

手技紹介:閉鎖型デバイス

凍結用デバイスは、キャップの有無により2種類の手技があります。①開放型デバイスにキャップを付けず、直接液体窒素に投入する方法です。Open法とも呼ばれます。日本では広く普及されていますが、米国のFDAでは認められていません。開放型では、胚が液体窒素に直接暴露されるため、ウイルスや細菌感染のリスクを懸念する声もあります。

分析 連載

【連載】微量元素分析 -さまざまな分野での活用事例とその重要性-「第1回 医薬品の元素不純物ガイドラインにおけるリスクアセスメント及び管理について」

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.3(2021年7月号)において、株式会社 住化分析センター TS 本部 大阪ラボラトリー 物性特性 G 西岡 利奈様、花河 奏一郎様に執筆いただいたものです。

医薬品中の元素不純物規制は、医薬品規制調和国際会議(ICH)にて元素不純物のガイドラインが作成され、日本においては平成27年9月30日付けで「医薬品の元素不純物ガイドラインについて」(薬食審査発0930第4号)として公報された。近年では第十七改正日本薬局方第二追補(令和元年6月28日 厚生労働省告示第49号)に、元素不純物ガイドラインの内容を踏まえた参考情報「製剤中の元素不純物の管理」が収載されて...

ライフサイエンス 連載

【連載】よくわかるBDNF -基礎から臨床まで-「第1回 BDNF概論」

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.3(2021年7月号)において、新潟大学 脳研究所腫瘍病態学 武井 延之様に執筆いただいたものです。

BDNF研究は神経細胞の生存維持、分化誘導といった「古典的」作用に始まり、神経伝達、シナプス可塑性の制御という新たな作用へと展開されてきた。それに伴い、疾患との関係でも細胞死を伴う神経変性疾患への関与と治療への応用の試みから、神経機能異常(あるいは回路形成異常)と考えられる精神疾患や発達障害への関与や治療へと関心が変化してきている。図1に時系列に沿ったBDNF研究の流れを示し、本項ではBDNFの概...

ライフサイエンス 連載

【連載】ミクログリア研究の最前線−基礎から臨床へ− 「第5回 ヒ ト血液を用いた脳内ミクログリア活動性予測による心のリバース・トランスレーショナル研究」

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.3(2021年7月号)において、九州大学大学院 医学研究院 精神病態医学 加藤 隆弘様に執筆いただいたものです。

近年、神経変性疾患に限らず様々な精神神経疾患において脳内炎症に重要な働きを担う免疫細胞ミクログリアの関与が示唆されているが、ヒトでの知見は限られている。従来、ミクログリアをターゲットとした臨床研究は、死後脳研究とPET研究が中心であった。こうした研究により、統合失調症患者、うつ病患者、自閉スペクトラム症患者、そして、自殺者の脳内でミクログリアの過剰活性化が報告されている。PET技術により生きている...

ライフサイエンス 総説

【総説】PTS溶液の開発とEVへの応用

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.3(2021年7月号)において、熊本大学大学院 生命科学研究部 薬学系 微生物薬学分野 増田 豪様に執筆いただいたものです。

タンパク質はその発現量や翻訳後修飾、相互作用の相手や局在を変えることで多様な生命現象を生み出している。生命現象において中心的役割を担う重要なタンパク質について、その発現プロファイルを得るプロテオミクスは近年の生命科学研究では欠かすことができない技術および研究分野である。プロテオミクスでタンパク質の発現プロファイルを得るには、試料からタンパク質を抽出後に、それらを消化酵素で断片化する必要がある。その...

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