テトロドトキシン, フグ由来
Tetrodotoxin, from Puffer Fish
- 細胞生物学用
-
for Cellbiology
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- CAS RN® :
- 4368-28-9
- 分子式 :
- C11H17N3O8
- 分子量 :
- 319.27
- 適用法令 :
- 毒素類
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1mg
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- 注意事項 :
- ◎生物・毒素兵器の製造、使用防止のため、「毒素等」を試験研究用に使用することを確認する証が必要です。
ドキュメント
概要・使用例
概要 | フグの卵巣や肝臓にある毒性物質。 Na+チャンネルに対する選択的かつ強力な阻害作用がある。 運動及び知覚神経末梢を麻痺し、吸収されると中枢神経系の麻痺を招く性質がある。 和光試薬時報Vol.71 No.3, p.6(2003)。 |
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用途 | 神経伝達研究用。 |
使用上の注意 | アルカリ性溶液で速やかに分解する。200℃以上で褐変する。 本品は極めて毒性の強いトキシンである。本品を取扱う場合、安全ピペッター等を使用し、絶対に経口的に採取しないようにして下さい。 また、使用後の器具および毒素溶液は水酸化ナトリウム溶液で毒素を分解して下さい。 |
物性情報
外観 | 白色の結晶性粉末 |
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起源 | フグの卵巣及び肝臓 |
反応 | 作用点:Naチャンネル、作用様式:遮断 |
溶解性 | 水、有機溶媒に不溶で酸性溶液またはアルコール溶液には可溶。 本品はあらかじめくえん酸緩衝剤が添加されている為、水を加えるだけで溶解可能。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
毒性 | MLD(minimum lethal dose、最小致死量):約5,000MU(mouse unit)/mg 1MUは体重18~20gのddY系雄マウスに腹腔内投与後、これを30分間で死に至らしめる毒量をいう。 LD50:8.7μg/kg(マウス静脈内) LD50:10μg/kg(マウス腹腔内) LD50:11.5μg/kg(マウス皮下) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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