PI酸化オスミウム(Ⅷ)
PI Osmium(Ⅷ) Oxide
ドキュメント
概要・使用例
概要 | オスミウムはオレフィン類のジヒドロキシル化などに有用な触媒です。本品はオスミウムを高分子ポリマーに固定化しており、回収・再使用が可能です。また、従来品に比べ耐溶剤性において期待できます。 PI酸化オスミウム(Ⅷ) 酸化オスミウム(Ⅷ)は、毒性が高く揮発性を有するため取り扱いが困難です。作業環境を著しく悪化させ、地球環境に与える影響や負荷も懸念されています。本品は、酸化オスミウムを高分子カルセランド型(Polymer-Incarcerated : PI)のポリマーに担持させた固定化触媒です。マイクロカプセル化することで揮発性を抑制し、容易に取り扱うことが可能なほか、従来のマイクロカプセル化触媒に比べて耐溶剤性に優れております。また、スチレン誘導体や医薬品中間体を用いた不斉ジヒドロキシル化反応において、オスミウムの漏れ出しを抑え、高収率、高立体選択的に反応が進行します。 特長 ■反応物との分離が容易で、繰り返し使用が可能 ■揮発性を抑制することで毒性、刺激性が低減し取り扱いが容易 ■高い反応性・立体選択性 Wako Organic Square No.30, p.11 (2009.12) 揮発性を抑え繰り返し使用可能 酸化オスミウム(Ⅷ)は、毒性が強く揮発性を有するため取扱いが困難です。作業環境を著しく悪化させ、地 球環境に与える影響や負荷も懸念されています。本品は、酸化オスミウムを高分子カルセランド型(Polymer-Incarcerated:PI)のポリマーに担持させた固定化触媒です。マイクロカプセル化することで、揮発性を抑制し、容易に取扱うことが可能になります。また、従来のマイクロカプセル化触媒に比べて耐溶剤性にも優れております。スチレン誘導体や医薬品中間体を用いた不斉ジヒドロキシル化に応用すると、オスミウムの漏れ出しを抑え、高収率、高立体選択的に反応が進行することが報告されています。 特長 ●反応物との分離が容易で、繰り返し使用が可能●揮発性を抑制することで毒性、刺激性が低減し取扱いが容易 ●高い反応性,立体選択性 和光純薬時報 Vol.78 No.1 p.17 (2010.1) |
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物性情報
製造元情報
別名一覧
- PI Os
Polymer Incarcerated Osmium(VIII) Oxide
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