ポリオキシエチレン(8)オクチルフェニルエーテル
Polyoxyethylene(8) Octylphenyl Ether
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | ポリオキシエチレン(8)オクチルフェニルエーテルは、非イオン界面活性剤の一つで、乳化剤、分散剤、可溶化剤、洗浄剤などに使用されます。水溶液は、4℃で均一ですが、20℃以上の温度で界面活性剤に富んだ相とほとんど界面活性剤のない相とに分離する性質があります。この性質を利用して、内在性膜タンパク質を表在性膜たんぱく質および可溶性タンパク質とに分離する際に使用されます。本品は分子生物学用グレードとして、DNase活性、RNase活性確認済みです。 分子生物学用グレード試薬 弊社では、Dnase、Rnase活性などをチェックした分子生物学用グレード試薬をラインナップしております。分子生物の基礎研究試薬として安心してご使用頂けます。DnaseおよびRnase活性チェックは、電気泳動法、または蛍光法を採用しております。蛍光法では、活性が検出限界値以下であることを確認しています。この検出限界値は、下記試薬に基質(DNAおよびRNA)を加え24時間反応後の電気泳動チェックにおいて、その基質の泳動パターンに変化を与えない量に相当する値を示します。 (Wako Bio Window No. 80, p6 (2007.2)) 分子生物学用グレード試薬 弊社では、DNase、RNase活性などをチェックした分子生物学用グレード試薬をラインアップしております。分子生物学の基礎研究試薬として安心してご使用頂けます。DNaseおよびRNase活性チェックは、電気泳動法または蛍光法を採用しております。電気泳動法では、基質の泳動パターンに変化がないことを確認しており、蛍光法では、活性が検出限界値以下であることを確認しています。 (Wako Bio Window No. 85, p18 (2007.11)) 乳化剤、分散剤、可溶化剤、洗浄剤等の用途に 非イオン界面活性剤 -分子生物学用- DNase、RNase活性を確認した分子生物学用の非イオン界面活性剤をラインアップしております。非イオン性界面活性剤は、イオン性界面活性剤と比べ、タンパク質に対する作用が温和です。 DNase及びRNase活性チェックは、電気泳動法または蛍光法を採用しております。電気泳動法では、基質の泳動パターンに変化がないことを確認しており、蛍光法では、合成基質に対する分解活性が検出限界値以下であることを確認しています。 Wako BioWindow No.112, p. 13 (2011.10) |
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物性情報
外観 | 無色〜わずかにうすい黄色, 澄明の液体 |
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溶解性 | 水に可溶。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
pH情報 | pH(10g/l, 25℃) : 5.0~8.0 |
密度 | 1.050~1.060g/ml (20℃) |
屈折率 | 1.48~1.50(20℃/D) |
純度 | DNase活性、RNase活性検出限界以下。 |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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