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線維芽細胞成長因子(塩基性) (FGF-basic / bFGF / FGF2), ヒト, 組換え体(147aa) Fibroblast Growth Factor(basic) (FGF-basic / bFGF / FGF2), Human, recombinant(147aa)

生化学用
for Biochemistry
規格含量 :
> 98% (SDS-PAGE)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
CAS RN® :
62031-54-3
分子量 :
16.5kDa
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
067-04031
JAN
4987481387492
25μg
希望納入価格
29,200 円

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 線維芽細胞、血管内皮細胞、筋芽細胞、血管平滑筋細胞、軟骨細胞、骨芽細胞、グリア細胞などの中胚葉、神経由来細胞のほか前立腺、腎尿細管、乳腺、肺胞、甲状腺などの上皮細胞の増殖も促進する。血管新生において、その4つのステップである血管の基底膜の消化、血管内皮細胞の遊走、増殖、分化すべてを促進し、生体内でも投与された部位に血管新生を引き起こす代表的な血管新生因子である。
最近IL-1とスーパーファミリーを構成している事が確定されたFGF(線維芽細胞成長因子)ファミリーは、名のごとく線維芽細胞の増殖促進物質として脳下垂体から見出された。その後等電点が酸性の物と塩基性の物の2種が明らかにされそれぞれFGF-1=acidicFGF,FGF-2=basicFGFと呼ばれた。ヘパリンに高親和性を持ち(別名にHBGF=heparin-binding growth factor)、強い血管新生作用を示す事から注目されたが、以降筋芽細胞、血管平滑筋細胞、軟骨細胞、骨芽細胞、グリア等の中胚葉細胞、神経細胞のみならず上皮系の腎尿細管、肺胞、甲状腺の増殖も促進する事が明らかにされた。血管新生に於て基底膜の消化、血管内皮細胞の遊走、増殖、分化の全てを促進する。従って創傷治療薬、心筋梗塞薬や中枢神経障害改善剤、他方FGFの阻害剤による腫瘍細胞の治療薬開発が進められた。ここ数年来血管新生作用はFGFによるVEGFの誘導作用によるとの見解も出されている。
本品はN端にMetを持つ計147アミノ酸残基。分子質量16.5kDa
和光試薬時報Vol.68 No.1, p.25(2000)、Vol.71 No.4, p.23(2003)。

物性情報

外観 10mMTris-HCL(pH7.5),1mMDTT,2M NaCLを含む1mg/mLの溶液を0.2μmろ過滅菌後凍結乾燥
起源 ヒトbFGFのcDNAを担持するプラスミドをE.coliで発現
E.coli expressed human fibroblast growth factor (basic)
活性 Specific activity:ED50=50-100pg/mL BALB/c3T3 clone A31 mitogenic assay
純度 エンドトキシン : <=0.1ng/μg

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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