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医薬品の原料

医薬品の製造にはさまざまな原料が使用されます。その原料は大きく原薬と添加剤に分類されます。

原薬

原薬(Active Pharmaceutical Ingredient:API)とは、薬の有効成分のことです。ICH Q7 原薬GMPのガイドラインでは、原薬を「医薬品の生産に使用することを目的とする物質または物質の混合物で、医薬品の製造に使用されたときに有効成分となるもの」と定義しています。原薬の製造段階において製造される物質は中間体(intermediate)と言います。

※当社の化成品部門サイトに移動します。
※製品の製造・受託サービスの一部は子会社である富士フイルムワコーケミカル株式会社の工場にて実施しております。

添加剤

医薬品の材料には原薬以外にも、安定性を向上させる安定剤(Stabilizer)、味や臭いを遮断し飲みやすくする、あるいは腸内で作用させるための胃酸保護など目的に応じたコーティング剤(Coating material)、薬の大きさや形などを整えて薬を扱いやすくするための賦形剤(Excipient)などがあります。これらはまとめて添加剤(Additive)と言います。
医薬品は身体の構造や機能に影響を及ぼすという性質上、原薬のみならず、添加剤も適切な品質管理が必要です。
当社では、GMPやISO9001など、各種基準・規格等に沿って適切な管理を行った添加剤をラインアップしております。

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