ヒトI型コラーゲン様リコンビナントペプチドからつくられた新規細胞培養足場材

富士フイルム cellnest μ-piece

cellnest μ-piece は、ヒトⅠ型コラーゲン様リコンビナントペプチド(RCP)を架橋加工した特徴的な微細構造をもつ、足場材料です。

細胞と混ぜて培養するだけで、細胞塊のセントラルネクローシス(中心部の細胞死)を防ぐことができる三次元細胞構造体(CellSaic:セルザイク)を作製でき、細胞移植実験へご使用できます。

特長

とは?

富士フイルムが開発した、動物由来成分を一切含まない酵母産生のリコンビナントぺプチドです。
ヒトⅠ型コラーゲンの抗原部位を含まない配列設計をもち、生体内で容易に分解吸収されます。

独特な花弁状微細構造をもつマイクロピースと細胞との混合培養で、三次元細胞構造体を作成可能

高い細胞生存活性が得られる

in vitro LIVE/DEAD染色
LIVE : Calcein (緑) DEAD: EthD-1 (赤)
hMSCで作製したスフェロイドでは死細胞が散見されるが、μ-pieceを用いて作製したCellSaicでは、生細胞の多いことが分かる。
in vitro ATP assay (Day7)
hMSC(2 x 104cells)でATP量を定量化。スフェロイドに比べて約2倍の生存活性を示した。

細胞生着が高く、細胞移植への応用が可能。さらにマイクロピースは生体分解、吸収されても安全な素材(リコンビナントペプチド)

右脳梗塞なので、左回り行動となる傾向を示す
ラット中大脳動脈閉塞により右脳に脳梗塞を起こしたモデルラットにCellSaic (BMSC+μ-piece) を梗塞部位に局所移植。簡易的な症状改善として、左旋回行動を数値化して評価した。
細胞懸濁液のみの投与と比較して、左旋回行動の改善効果が認められた。

cellnest μ-piece で作るCellSaic とは

  • 細胞塊中に細胞の足場と隙間が最小限組み込まれることで、細胞死が抑制されます。
  • 移植後には、良好な血管導入がみられます。

細胞塊(スフェロイド)

400 μm以上の厚みを持つ細胞塊は中心部
から細胞が死ぬ(セントラルネクローシス)

CellSaic

足場が作る隙間や足場自体が酸素・栄養・老廃物の
通り道になるのではないか?

CellSaic作製プロトコールの概要

μ-piece(0.1 mg/mL)と細胞(1.0 x 105 cells/mL)の懸濁液を、96well U字底低吸着プレートに200 µL/wellずつ播種。プレート遠心機で遠心(600 g x 5分)し、CO2インキュベータ(37 ℃)へ。

1~2日培養して完成する。

注意事項および製品情報

  • 本製品は研究用試薬であり、それ以外の目的には使用できません。
  • 本製品は人体への投与実績は無く、安全性は保証されていませんが、一部の動物試験における安全性データがご提供できる場合がございます。
  • 滅菌処理済み
  • 原料材料(エンドトキシン規格 <10 EU/g)

製品一覧

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通常サイズ(10mg)以上での、ご要望に応じた容量にて納品可能です。納期等についてはお問合せください。

関連製品一覧

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cellnest

バルクサイズでのご提供も可能です。詳しくはお問い合わせください。
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  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
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