同仁化学 ヒストン修飾解析キット

本製品は、エピジェネティクス解析の中で特に注目を集めているヒストン修飾を簡便かつ選択的に検出できるキット(5種)です。二次抗体を使わない蛍光標識一次抗体を採用し、免疫染色時のバックグラウンド低減の効果の高いブロッキング剤を同梱してるため、はじめての方でもすぐに評価できます。

ヒストン修飾を解析する理由

エピゲノムにはDNAメチル化、ヒストン修飾、非翻訳RNA、クロマチン構築因子があります。クロマチンの基本単位であるヌクレオソームを構成するコアヒストンは、翻訳後修飾を受けることが知られており、特に、ヒストンH3のリジン残基のε-アミノ基のアセチル化、メチル化、ユビキチン化は遺伝子発現制御において主要な役割を果たしています。

同仁化学研究所では、特に遺伝子発現の促進・抑制に関わる5種の修飾ヒストンを検出するためのキットをご用意しました。

※本製品に含まれる蛍光標識修飾ヒストン抗体はモノクローナル抗体研究所製の抗体を使用しています。

特長

必要な試薬がセットに

オールインワンなので、すぐに評価できます。

蛍光標識一次抗体を使用したシンプルな操作

細胞の固定化と膜透過処理後、試薬の添加と洗浄操作だけで染色できます。

一細胞レベルで解析が可能

イメージングによりヒストン修飾の変化を一細胞レベルで解析できます。

継代数の異なるWI-38 細胞を用い、本キット(H3K9me3) 及びDAPI にて染色。イメージ ングによる解析の結果、継代数の多いWI-38 細胞において、H3K9me3 の局在が変化する 結果が得られました。

実験条件

継代培養3 回または18 回繰り返したWI-38 細胞を固定化後、膜透過処理を行い、本キッ トを用いH3K9me3 を検出、さらにDAPI により核染色を行いました。

検出条件
H3K9me3 :Ex. 488 nm Em. 500-550 nm
DAPI :Ex. 405 nm Em. 410-450 nm

他マーカーと組合せた細胞の評価例

継代数の異なるWI-38細胞を用い、本キットによりγ H2AXを検出、また、SA-β-gal検出キット(347-09181)にてSA-β-galを検出しました。結果、継代を繰り返したWI-38細胞において、γ H2AX由来の蛍光が増大し、 SA-β-gal活性が亢進する結果が得られました。

染色条件

継代数の異なるWI-38細胞を固定化後、Cellular Senescence Detection Kit - SPiDER-βGalにて染色。0.1 % Triton-X/PBSを用い膜透過処理後、本キットにてγH2AXを染色。

検出条件
γH2AX(Deep Red) :Ex. 590 - 650 nm / Em. 663 - 738 nm
SA-β-gal :Ex. 533 - 557 nm / Em. 570 - 640 nm
DAPI :Ex. 340 - 380 nm / Em. 435 - 485 nm

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