幹細胞の凝集塊形成および分化誘導に最適

住友ベークライト PrimeSurface®シリーズ

PrimeSurface®はスミロンが得意とするタンパク質低吸着処理製品(プロテオセーブ®SS)の技術を使った細胞低吸着処理製品です。ES細胞・iPS細胞・間葉系幹細胞の分化誘導や細胞の3次元モデルによる創薬スクリーニングに最適です。

本シリーズは、384wellプレート、96wellプレート、シャーレをラインアップしておりますので、研究の用途にあわあせてご使用いただけます。

特長

  • 簡単にスフェロイド(細胞凝集塊)を形成
    96、384ウェルプレートに細胞を播種、静置培養するだけで簡単に細胞が凝集塊を形成
  • スフェロイドの大きさが均一

    培養面への細胞接着を抑制しており、スフェロイドの形成率も高く細胞形態にムラなく均一に培養可能

  • 分化の研究に最適

    ES細胞から胚葉体(EB体)を形成し、そのまま分化誘導試薬を添加することが可能

  • スフェロイドによる抗がん剤スクリーニングに最適

    3次元培養によって、従来の単層培養よりも生体に近い環境を構築することが可能

PrimeSurface®によるスフェロイド形成の原理およびウェル形状・容量

スフェロイド形成の原理

ウェル形状・容量

  • 96ウェル:3種類のウェル形状をラインアップ

  • 384ウェル:U字型丸底  容量106 μL

ウェルの形状によるスフェロイド形成状態の相違

図 MDA-MB-453、MDA-MB-468のような凝集性の弱い細胞でも、ウェル底面の傾斜によって、スフェロイド形成が可能であった。

《播種数》2 x 103cells/well
《培地》RPMI+10%FBS
《培養条件》5 %CO2, 37 ℃
※MDA-MB-453,MDA-MB-468:ヒト乳がん細胞

データ提供 : 近畿大学医学部ゲノム生物学教室 西尾 研究室

PrimeSurface®を用いた応用例

マウスES細胞 凝集塊(胚葉体)形成過程

《培養器》PrimeSurface® MS-9096M
《使用細胞》mES細胞 129SV
《播種密度》1,500cells/well
《使用培地》DMEM+4.5 mg/mL Glc.+15 %(v/v) 非働化FCS+1 %(v/v) NEAA+L-Glutamine(2 mM)+β-Mercaptethanol(110 µM/mL)+1 %(v/v) Pen.-Strep.
《培養条件》5 %CO2、37 ℃

ヒトES細胞凝集塊から自己組織化した神経網膜組織への誘導

培養器 :PrimeSurface® MS-9096V
使用細胞 :ヒトES(KhES-1株)
播種密度 :9,000 cells/well
使用培地 :GMEM+KSR+NEAA+2ME+ 20 µM Y-27632
培養雰囲気 :5 %CO2, 37 ℃
データ提供
  • 写真a)~c)
    理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 幹細胞研究支援開発室
参考文献

Nakano, T., Ando, S., Takata, N., Kawada, M., Muguruma, K., Sekiguchi, K., Saito, K., Yonemura, S., Eiraku, M., Sasai, Y. : Cell Stem Cell, 10(6), 771-785(2012).

参考文献

製品一覧

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