未分化ヒトES/iPS細胞除去試薬

StemSure® hPSCリムーバー

rBC2LCN(AiLecS1)はBurkholderia cenocepacia 由来のレクチンであるBC2L-CのN末端ドメインを大腸菌で発現させた組換え体レクチンです。
rBC2LCNは未分化ヒトES/iPS細胞の細胞表面に存在する糖鎖に高い特異性を持っています。

StemSure® hPSCリムーバーは、緑膿菌由来外毒素の一部分(38kDa)をrBC2LCNのC末端に融合させた組換えタンパク質です。本品は細胞内に取り込まれた後、タンパク質合成を阻害して細胞死を引き起こします。本品は、同作用を持つrBC2LCN-PE23より高活性です。また、原料に動物由来物を使用していません。

本品を使用することで、ヒトiPS細胞やヒトES細胞を用いた再生医療の安全性向上が期待されます。

特長

  • 未分化ヒトES/iPS細胞を選択的に除去可能
  • 細胞分散せず、培養液にそのまま添加するのみで使用可能
  • rBC2LCN-PE23より高活性
    StemSure® hPSCリムーバー:推奨使用濃度 0.1μg/ml
    rBC2LCN-PE23:推奨使用濃度 10μg/ml
  • 原料に動物由来成分不含

製品概要

  • 無菌試験済み(0.1μmフィルターでろ過)
  • 0.1×PBS(-)溶液

製品概要

  1. ヒトES/iPS細胞が残存する培養液を準備する。
  2. 培養液に終濃度10μg/mlとなるようにStemSure® hPSCリムーバーを添加する(濃度は製品ラベルに記載)。
  3. 残存するヒトES/iPS細胞が除去される適切な条件下でインキュベートする。
  4. 分化誘導した細胞に適した培地で培養を継続する。


※濃度は1例です。ご使用の際には適切な濃度を設定ください。

製品概要

ヒトiPS細胞201B7株とヒト線維芽細胞の培養液にStemSure® hPSCリムーバーを添加し(終濃度 0.1μg/ml)、48時間培養した。その後、培地交換し、さらに24時間培養した。その結果、StemSure® hPSCリムーバーで処理したヒトiPS細胞は、ほぼ除去できた(下図 右上)。一方、ヒト線維芽細胞は同様に処理しても、細胞は除去されなかった(下図 右下)。

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参考文献

  • Tateno, H., Onuma, Y., Ito Y, Minoshima, F., Saito, S., Shimizu, M., Aiki, Y., Asashima, M. and Hirabayashi.: Stem Cell Reports., 4, 811, (2015).
  • Tateno, H., Minoshima, F. and Saito, S.: Molecules, 22, (2017).

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他の未分化細胞除去試薬

緑膿菌由来外毒素の触媒ドメイン(PE23, 23kDa)をrBC2LCNのC末端に融合させた組換えタンパク質です。ヒトiPS細胞殺傷活性は、StemSure® hPSCリムーバーより低活性です。

ヒト多能性幹細胞から分化させた培養細胞に残存する未分化細胞を選択的に除去します。
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